小学校・中学校・高校と学生時代を過ごしている中で、「朝会で校長先生の話が長い…」と思ったことはありませんか?では、社会人になってからの会社での朝礼はどのようになっているのでしょうか。
ちょっと気になりませんか?
朝礼で行われていること
朝礼と言っても、業種・職種によってやり方や意味合いは様々です。
例えば、
- 体を動かす前のラジオ体操
- 上司からの報告、予定、連絡事項などの諸注意
- 役員や上司から朝礼スピーチ
- 接客練習のための声出し
- 社員からの一言目標
他にも会社ごとに決まった朝礼があるかと思います。
朝礼をする目的とは?
社員の立場からするとやらされている感がいっぱいかもしれない朝礼ですが、毎日行われる目的とはなんでしょうか。
- 気持ちの切り替え
- 情報共有
- コミュニケーション
- モチベーションアップ
- 連絡、報告、注意
- 社員教育
意味ある朝礼を!
社員にとって、朝礼よりも早く業務を進めたいと思っている人も多いかと思います。まとまりのない上司の話を聞いているなんて時間の無駄となりますよね。
上司としても、毎日社員に話をするネタを考えるなんて辛いと思っている人もいるかもしれません。
習慣だからと言って、無理に朝礼をやるのではなく、時間を有効活用するように上司の立場として改革するのもありかもしれません。
作業としては個人個人として動いているかもしれませんが、会社という組織の中で同じ目標を持ちながら作業することは大事なことです。
そのためには朝礼は基本的な挨拶から始まり、貴重な時間となります。やり方、時間の使い方を考えて、有意義あるものにしたいですね。
社員である意識を持つために
朝礼の規模は様々ですが、会社によっては定期的に社員全員が集まり、社長からのメッセージや、道徳・教育的な内容が開催されることもあります。
パソコンとにらめっこの個人作業では、どのような人柄なのか、横のつながりが薄くなりがちです。
仕事というのは作業ができればそれでよいわけではなく、プレゼン、コミュニケーションなどの能力も試されます。また、自分の作業だけにしか興味がなく、他の人のことに目を向けないような人も増えつつあります。
朝礼に限ったことではありませんが、会社として個々の能力を大事にしつつ、社員の中から司会を決める、今週の目標を発表するなどの機会に利用してもよいかもしれません。
会社の実績をアップしていくためには、仕事内容だけでなく朝礼の在り方を見直してみてはいかがでしょうか。