資料請求やメルマガ登録などで個人情報を入力する際、「なんか面倒になってきた」「まだ何か入力するの?」と感じたことはありませんか?しかも、「あっ。入力ミスがあったからページを戻ろう」と、前ページへ戻った途端…今まで入力したものが消え、また一からやりなおしなんてことも。ユーザーが負担に感じてしまうと、送信完了までに離脱するケースが結構あります。
せっかくのチャンスを有効にするため、入力フォームの離脱防止テクニックをご紹介します。
事前に入力量の目安を表示する
例えば、アンケートに答えるという時、「1分で答えられます」と書かれているか、何も書かれていないか。もちろん、「それくらいならやってもいいかな」とユーザーが判断できる材料があった方がいいですよね。
入力フォームも、所要時間の目安があるとユーザーにとって離脱防止になります。人間誰でも面倒なことは避けたいものです。あれもこれも入力してもらうのではなく、項目は最小限にとどめましょう。
入力の優先順位をわかりやすく明記する
情報として絶対必要な項目は「必須」という目立つ表示、その他は「任意」という表示でユーザーに判断をしてもらう方法です。必須項目が多すぎると、ユーザーが逃げてしまいますので、気を付けましょう。
記入方法の指示がわかりやすくする
名字と名前の間にスペースがいるのか、電話番号にハイフンがいるのか、半角か全角か・・・何も指示がないとユーザーは迷います。欄外に記入に関する指示があると、わかりやすいですね。
また、入力のボリュームを減らすためにも、郵便番号を入力すると自動的にある程度まで住所が自動表示されるなど、便利機能は取り入れるとユーザー側は時間短縮になります。
エラー内容を表示する
実際によくある例です。自分ではしっかり入力したつもりで「次へ」に進んでも、「入力に誤りがあります」と表記されるパターン。どこが間違っているのか、どう直せばよいのか、エラーの場所が表示されるといいですね。なぜエラーが起きているのかわからない場合は、面倒になり離脱につながります。
リセットボタンやクリアボタンを設置しない
「うっかり、ボタンを押し間違えた!」ということがあります。そのため、不要なリセットボタンやクリアボタンは最初から設置しない方がよいでしょう。
広告やバナーを同じページに表示させない
入力フォームの画面はシンプルな傾向にあります。周囲に広告やバナー、何か目を引くような誘導があると、入力に専念することができません。ましてや入力途中でも広告の方へ気持ちがいってしまい、入力が中断してしまうこともあり得ます。
実際に、自分が今まで体験をした中でこれは便利だった、これは面倒だったということを考えると入力フォームの作り方も見えてくるかと思います。
運営側としてユーザーの情報をたくさん知りたい、質問項目を増やそうと欲張ってしまうと離脱の原因になってしまいます。ユーザーに最後の「送信ボタン」を押してもらえるように入力フォーム設置の工夫をしていただきたいと思います。
観光丸ではweb制作を承っております。下記リンク先より弊社のWEB制作についてご覧いただけます。是非ご覧ください。