今まで紙ベースだったものがどんどんデジタル化してきていますね。周囲を見てみると、飲食店ではメニューを画面から選び、注文は店員を呼ばなくても画面を見てタッチするだけ。また、病院のカルテも先生は手書きではなくパソコン入力です。書籍・漫画も電子タイプになってきているため、本屋さんの危機という話題も耳にします。
周囲の「モノ・コト」がデジタル化されていくメリットは?
次々にデジタル化されていくものを見てみると、店側もお客側もメリットはたくさんあります。
- 人員削減データの共有
- 持ち運び、軽量化
- 情報量の多さ
- レスポンスの速さ
- 更新のしやすさ
飲食店で注文したくても店員がなかなか来ない、本を何冊も持って歩くと重い、知りたい情報を調べたい・・・デジタル化されることによって、お互いの不満や不便さが減りました。
紙ベースは衰退していくのか?
それでは、紙ベースのものは衰退していってしまうのでしょうか?
よく言われている意見として、
紙には紙の良さがある。今までの歴史をたどってきたことを考えても、紙と人間は相性がよい
と聞きます。
今まで学習環境はすべて紙でしたよね。辞書も紙、参考書も紙、ノートも紙。それがアプリやネットで勉強できる環境が進んできています。タブレット上でマーカーを引いたり、文字を書いたり、保存したり・・・もう紙なんていらない状態です。
しかし、それは記憶の定着がしにくいと言われています。デジタルは効率よく活用できる反面、指一本で画面が流れていくため、流してしまいがち。
それは実体験でも感じているかもしれません。ネットではなんとなく流し読みしてしまっても、紙ベースだと小さく書かれたところも読んでいるということはありませんか。
ユーザーにアクションを起こしてもらうには?
お店の宣伝をしたい時、デジタルより紙ベースのパンフレット・カタログは有効です。パッと視界にイラストや写真が目に飛び込んできますよね。
店頭に置いてあったから手に取ってみた、お店からカタログが送られてきた・・・手元に紙ベースの物があれば、ゆっくり見てもらうことができます。
クーポンが付いていれば、大事にとっておいて見返してもらったり、来店につながることも可能です。
手元に興味ある情報を持っているということが大きな強みになり、次へのアクションへとつながります。
どちらのメリットも有効に
学校の入試要項・学校案内、旅行案内などは、紙ベースとデジタルのパンフレットを両方活用されていることが多いですね。
また、通販もお店によっては定期的にパンフレットやカタログが自宅へ届き、手紙でもネットでも注文ができるというパターンもあります。
文字を読みたい時は、小さいスマホ画面よりも、やはり冊子のパンフレットの方が見やすいんですよね。それは紙ベースで育った私たちだからでしょうか。今の若い子たちは、小さい頃から機器の使い方に慣れているので、デジタルでも違和感がないかもしれません。
店舗や商品のパンフレットもデジタルならふと見たい時にスマホですぐに調べることができますし、紙ベースのパンフレットなら落ち着いて幅広く視界に入り、読むことができます。
しかし、パンフレットだけ立派な作りで、ホームページを見たら情報が少なかったという店舗もあります。逆に紙ベースのパンフレットに魅力がなければ、ユーザーはホームページを見ようとしないかもしれません。
ユーザー目線で考えると、両方のメリットを活かせる準備をお店側はするべきということになりますね。
昭和世代にとって紙もデジタルも必要
デジタルと紙ベース。この先、すべてデジタル化していくかもしれません。しかし、今は昭和世代にとっては媒体が移り変わっている途中でもあり、馴染みが人によって異なります。
どちらのメリットも活かして、店舗の収益につながる工夫をしてみてはいかがでしょうか。
弊社では、お客様の会社、商品に関するパンフレットや冊子を制作しております。できるだけ多くの情報を見やすく配置し、インパクトある写真やイラストを合わせております。お客様のご要望に応じて対応してまいりますので、お気軽にご相談ください。
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