自社のWebサイトを立ち上げる時、ブランドアピール、集客、販売目的でコンテンツ・・・いくつかのページを作ることになりますが、トップページばかりにこだわっていませんか。トップページばかりに気を取られ、下層ページをおろそかにしているサイトは集客に失敗し、成果を出しづらくなってしまいます。なぜでしょうか。
トップページはユーザーが知りたい情報の答えではない
Webサイトのトップページは、
・自社の事業内容をPRするためのイメージ
・具体的な内容というより、浅く広い項目が並べられている
というように、複数の内容が掲載されています。
トップページに対し、下層ページは1つ1つのページにユーザーへの商品説明、事業の細かい内容、質問や手順など、書かれている内容が専門的であったり、各ページにテーマがあります。
ユーザーが検索エンジンで知りたいキーワードを入力し、そこから辿ってくるページとはどこでしょうか。必ずしもトップページが表示されるのではなく、多くの情報や文字がしっかり書かれている下層ページが表示されることが多くあります。
もしユーザーがトップページへ誘導されたらどうか?
本であれば、途中ページからではなく、最初から読んで欲しいと思うかもしれません。同じように、企業としてもトップページで会社全体のことを知って欲しいという気持ちがあるかと思います。
しかし、Web検索で知りたい情報を探し求めているユーザーに「自社のことをトップページからぜひ見て下さい!」と誘導された場合はどうでしょうか。
検索したいキーワードの答えを求めているユーザーであれば、中途半端な情報が並べられているトップページが表示されると、さらにそこから自分で知りたいページ探しをしなくてはいけません。そうすると、離脱されてしまう可能性が高くなってしまいます。
もちろん、Webサイトのトップページは会社の顔でもあり、重要です。しかし、トップページの検索順位をあげようと、情報を詰め込んだり、そこで躍起になってしまっては意味がありません。
下層ページを充実させて分散集客型へ
何としてでもトップページへ誘導しようとするトップページ依存型ではなく、ユーザーの満足度を考えて分散集客型をおすすめします。
下層ページの作り方もキーワードが重複しないようにカテゴリ分けをする、階層を考える、各ページのテーマを考える・・・幅広いページから集客を見込むことが可能になります。
ユーザーが知りたいキーワードから情報提供ができるページを増やすことに力を入れ、下層ページからトップページや他ページへつながるようにボタンやリンクなどの工夫をしましょう。回遊しやすいサイトは、ユーザーの滞在時間も長くなり、SEO対策にも有効です。
弊社では新規・既存のWebサイトのご相談を承っております。お気軽にお問合せ下さい。