ユーザーが使用する端末やブラウザの種類に関わらず一つのHTMLデータのみで完結する新たな手法です。
閲覧側の端末が、その画面サイズに合わせたデザインへと自動的に画面表示を最適化してくれます。
端的にいえば、『閲覧環境によって企業のホームページがどのように見えているのか』といった、相手側の動作環境を気にしたホームページ制作をする必要がなくなったということです。
★例えばあなたの企業のホームページを作ったとします。
1:パソコンからの閲覧を意識して、パソコン用のホームページを一つ作成
2:携帯用端末からの閲覧を意識して、小さめのホームページを別に作成
1:全ての端末を意識したホームページを一つ作成
従来のやり方では、少なくとも二つのホームページを作成しなければなりませんでした。
当然制作コストも別々にかかりますし、ページサイズが違うためレイアウトデザインやコンテンツの見せ方、画像の大きさなどもそれぞれに調整が必要で、その分制作期間も長くかかりました。
また二つのホームページを持つ以上、更新の手間も二倍かかり、その分ミスも増えやすい傾向がありました。
しかしレスポンシブデザインを取り入れれば
・制作コストの減少
・制作期間の短縮
・更新作業の簡易化
このように多くのメリットが生まれます。更には
・ミスが減り事業の効率がUP
・検索結果に有利に働く
・この先も長期的な運営が見込める
というように、目に見えない部分での効果まで期待出来るのです。
中でも検索結果に有利に働くことは、ホームページを保有する限り見過ごせない点でもあります。
【既にホームページをお持ちの方、自社での更新作業にも慣れ顧客も安定しているからと安心していませんか?】
検索結果の表示順位を上げるための取り組み、いわゆるSEO対策を行うことはホームページ運営において欠かせません。
従来のままのデザインでは、同企業のホームページが複数存在することになり、これが検索結果の表示順位に不利に働くことがあります。
Google等が検索結果をどのような判断基準で表示しているのか、これにはある程度の基準が示されています。例えば
・コンテンツの充実度
・独自性、信頼性の有無
等々。特に現在ではスマートフォンに対応しているかどうかも重要な判断基準となっており、Googleはインターネット上の検索機能の向上のためにこの判断基準を定期的に変更・更新しています。
ホームページはただ保有しているだけでは先行している他社との差がつきやすくなってしまうのが現状です。
レスポンシブデザインは現在主流のデザインであると同時に、これから出てくるであろう新たな端末やブラウザに対してもしっかり対応出来る可能性が高く非常に有能です。