最近話題の「教え魔」。ボウリング場、ゴルフ場、釣り、キャンプ場・・・楽しんでいる中に、教え魔が入ってきて困惑した経験がある方もいるかもしれません。いや、逆に自分も教え魔だったかも・・と思っている方も!?
教え魔による迷惑が話題になっている
「教え魔」がなぜSNSで話題になったのでしょうか。ボウリング歴の長い人たちが、初心者と見られる客に勝手に指導したり、体を触ってくるという迷惑行為の苦情から、店舗側がポスターで注意喚起をしました。
すると、「いるいる!私の周りにも!」と共感を呼び、体験談が次々とでてきている状態になっています。
教え魔になる特徴とは
教え魔は相手の状況を考えずに「教えたがり」が炸裂している状態。中年のおじさんが多いイメージもありますが、男女に関係なく存在します。
例えば、子育て経験をした女性が若いママに教える先輩ママ、ご近所に引っ越してきたからと地域のルールを教える年配の女性。最低限の必要な情報やアドバイスならば有り難いのですが、頼んでもいないのに必要以上に近づいてきたり、引き下がらないパターンではただの迷惑です。
教えたがる人の特徴として
・自分がその物事が好きだから、相手にも好きになってもらいたい
・人へ教えることによる自分の優越感
・人の話を聞くよりも自分の考えが正しいと押し付ける
などがあります。
人のため、親切のように見えても、結局は自分が上の立場にいる気分、知識の見せびらかし、自慢とも受け取れます。
教え魔にならない接し方
初心者だったり、戸惑っている時にアドバイスなど声をかけてもらうことは有難い部分もあります。
しかし、その接し方次第では感謝の気持ちから迷惑行為に変わってしまいます。よかれと思ってアドバイスをするならば、教え魔にならないように注意が必要です。
・長時間関わらず、質問しやすい雰囲気だけ作って離れる
・自分の体験談、考えをべらべらしゃべらない
・馬鹿にしたような言葉遣いを使わない
・「そんなんじゃダメだよ」と、ダメだしばかりしない
・周囲にもわかるような大きな声で「自分は教えてあげています」アピールをしない
職場での教え魔にも注意
レジャー施設での教え魔だけでなく、職場で教え魔になっていませんか。コーチ、上司などは教える側の立場でもあるため、あれこれ言いすぎている部分があるかも・・・と思い当たるかもしません。
教える側と教わる側の向いている方向が違う場合、お互い発信する側も受け取る側も不満が募ります。「教えたいのに相手が話を聞かない」、一方で「この人の教え方・考え方は自己主張が強くて聞きたくない」など、それぞれの言い分があることも。
教え魔にならないためにも、相手との接し方、距離感を考えて、手短にアドバイスをしましょう。
上達を目的とするならば、スクールに通ったり、習い事として取り組むはずです。
レジャー施設では、上手い下手に関係なく、マナーを守って楽しめる場所でありたいですね。