「余白」や「空白」を無駄ととるか、贅沢ととるか…時と場合によりますが、Webサイトの場合はデザインを考える際、この余白であるホワイトスペースを意識することで様々な用途に活かされています。
ホワイトスペースはネガティブスペースとも呼ばれていますが、何気ない余白が重要な役割を果たしていることもあります。
余白というと余っている場所というイメージがあるかもしれませんが、商品にインパクトを与えたり、情報を見やすくさせるなどの効果があり、デザインの中でよく考えるべき要素でもあるのです。
ホワイトスペースは意図的に使う
例えば、フランス料理で大きなお皿の中央部分にこじんまりとお料理がある場合、どう感じるでしょうか。
否定的に言えば「少ない・・・」、肯定的に言えば「インパクトがある」「贅沢感がある」など、様々な捉え方はあるかと思います。
本棚の本の並び具合でも、本棚にぎっしりと本が並んでいるよりも、空間がありつつ、まとまりある並び方の方が「ゆとり感がある」「本が探しやすい」などメリットがありませんか。
このように、あえて作られた余白から様々な効果が生まれ、Webサイトにもホワイトスペースの役割が期待されています。
・行間、タイトルの隙間、画像との間隔のスペースがあることによって読みやすくなる
・強調したい部分を印象付けたり目立たせることができる
・知りたい情報を取捨選択しやすい
・情報量をコントロールすることで、サイトの滞在時間が長くなる
余白はデザインでもあり、ユーザーをコントロールすることにもつながっています。
ホワイトスペースはバランスが重要
ホワイトスペースの効果だからといって、空白だらけがすべてよいわけではありません。先ほどのフランス料理の例でもあるように、お料理に彩りがない上に量も少なければ、空白はお料理を引き立たせるどころか貧相なものになってしまいます。
空白だらけのWebサイトにおしゃれ感はあるでしょうか?
ユーザーにとってスクロールする手間が増えたり、逆に情報量が少なすぎて探しまわる苦労がでてしまったり、使い方によっては逆効果になってしまいます。
何事もバランスが大事です。Web制作でも整理整頓された作り、簡潔に、わかりやすく、見つけやすく、おしゃれでもあり、さらに部分的にインパクトを引き出すようなデザインに加え、メニューやボタンの配置など機能面も考えなければなりません。Webサイトはち密な設計が考えられているのです。
弊社では、多ジャンルのWebサイト制作の実績があります。ホワイトスペースを有効に使った見やすいデザインを意識しています。
既存のホームページをリニューアルしたい、新規に作成したいなど、ご要望に応じて相談を承っております。
是非弊社のWEB制作についてのページをご覧ください。