自社のホームページを持つ会社が多くなりました。少し勉強すれば自分でHPを作成することもできますし、Web制作会社やプロに依頼するなど、形を作るハードルは下がっています。
しかし、自社のホームページを活用できているのか?というと、
・売り上げが上がらない
・ただの看板と同じ
・アクセスが増えない
など、効果が得られていないという結果も実際にあります。
ホームページが活用できていない原因とは何でしょうか?
ホームページは制作の「前・中・後」それぞれにポイントがある
何かものづくりをする時は、「設計・準備」、「制作・技術」、「運用・使い方」でモノが活かされますよね。
ホームページも同じように、枠だけを作っても活かすことができません。ホームページ制作の前段階である「設計・準備」、作成途中の形をつくる「制作・技術」、作り終わった後に活用するための「運用」があります。
それぞれの段階で手を抜いた部分があるほど、いざ自社の売上と結びつけようと思ってもうまく機能せず、最悪は逆戻りになってしまうことにもなりかねません。
ホームページ制作は戦略を考えて
ホームページは自社の紹介をすればいい、商品をアップしておけばいい、見栄えをおしゃれにすれば魅力的になる・・・なんていう勘違いはしていませんか。スマホもパソコンも使うユーザーが多い中、そんな会社側の一方的な気持ちでHPを作成し、放置しているようであれば誰にも届かず、見てもらえません。
戦略がなければ、自社のホームページは簡単に埋もれてしまいます。多くの人の目に届くように競い合っている中で、時間もお金もかけたHPが埋もれたままになってしまっては意味がありません。
「設計・準備」ですることは3C分析!
まず、設計の段階で大切なことは、「3C分析」です。自社の好みだけ、売りたいことをアピールするだけではなく、事前に分析が必要です。3C分析とは、Customer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)という3つの「C」について分析する方法で、事業計画やマーケティング戦略を決定する際などに用いられます。
「制作・技術」ですることはユーザーファースト!
常に忘れてはいけないことは、「ユーザーファースト」。ホームページを制作する段階でデザインにこだわることも大事なポイントです。第一印象で大きく変わりますよね。しかし、ホームページの操作をするユーザーが使いにくい、見にくい、わかりにくいとなると、ホームページから即離脱となります。せっかく自社のサイトに訪問してくれたにも関わらず、操作性が悪いためにチャンスを逃すようなホームページになってしまっては意味がありません。
「運用」ですることは解析・メンテナンス&集客活動!
ホームページは形ができて完成すれば終わり!ではありません。ユーザーがホームページ内でどのように行動し、お問い合わせやアクションがあったかどうか、自社の弱点を見つけ、改善していく必要があります。そしてホームページを作ってただ待っているのではなく、SNSなどで集客をする、チラシにQRコードでアクセスしてもらうなど、認知活動をしていかなくては知ってもらうことができません。
繰り返し改善していくことでホームページが育つ
常に上記のような市場や競合分析、ホームページのアクセス解析、売り上げ状況を見直していくことで、ホームページの内部が活性化され、自社での活用幅も広がり、プラスに働きます。
ホームページは見た目を重視しがちですが、それだけでは売上アップにつながりません。他にもたくさんの施策があり、今回の例はほんの一部です。競合の中から自社のホームページを選んでもらう!という気持ちで丁寧に扱い、育ててほしいと思います。
弊社では多くのHP制作に携わっており、設計から運用までご相談に応じています。お気軽にお問い合わせください。