ホームページでリンクを貼るとき、「バナーとテキストのどちらがクリックされやすいか?」という話をよく聞きます。
多くの人が体験談やアドバイスをされますが、HPの構成、リンクの設置場所、バナーのクォリティ、テキストリンクの魅力ある文言など、様々なポイントがあり、簡単に正解はわかりません。
それぞれのメリット・デメリットを知る
まずは、バナーとテキストそれぞれのリンクを設置するメリット・デメリットとはなんでしょうか。
バナーリンクのメリット・デメリット
バナーリンクのメリットとしては、視覚的にわかりやすく興味をひきやすいため、クリック効果は高いとされています。しかし、配置場所によっては邪魔、クリックする場所とは気が付かない、デザインによっては不快など、バナーの大きさやデザイン、設置する場所に気を付けなくてはいけません。
バナーの限られた小さいスペースの中で、どれだけ有効にアピールができるか、デザイン力が重要となります。
テキストリンクのメリット・デメリット
テキストリンクのメリットは、文章中に違和感なく複数設置することができ、文言次第で次に読んでみようかなという流れに持っていくことができます。
しかし、テキストリンクは文字がカラー(基本、青色)でアンダーラインが引かれるため、文字数やリンク数を多くすることで悪目立ちしてしまうこともあります。
また、パッと見た時の印象はバナーリンクのようなデザイン性がないためインパクトに欠けてしまいます。
それぞれのリンクを上手に活用する
人によっては、バナーをクリックする人、しない人、テキストリンクをスルーする人、興味を持つ人、様々です。形態を変えてそれぞれのリンクを活用し、成約に結びつくページへたどり着くような流れを作りましょう。
人にアクションを起こしてもらうためには戦略が必要です。見た目のデザインを考慮しつつ、ホームページ内に様々な仕掛けをつくることで、自然と誘導することが可能です。
ホームページ内で迷子にならないような設計を
リンクをクリックしたにもかかわらず、とんだ先のページが関係のない内容であったり、リンクが切れてエラーページである場合は即離脱されてしまいます。
また、リンクが絡みすぎてホームページ内で迷子になってしまうこともあります。ユーザーが目的地に辿り着けるようなわかりやすいリンクであること、サイトマップなどでサイト全体がわかりやすく目的地を探せることなど、ホームページの設計をしっかり考えることが大切です。
SEO対策にも効果
自社のサイトで内部リンクによってページ移動してもらうことでユーザーの滞在時間が長くなり、クローラーが巡回しやすくSEO対策にもなります。
お問合せページへの誘導、商品販売への誘導、問題解決のための誘導など、戦略的にバナーやテキストリンクを張り巡らし、テストを繰り返しながらベストなバランスを見つけましょう。内部リンクには、パンくずリスト、グローバルナビ、サイトマップなどもあります。
行き当たりばったりにリンクを貼るのではなく、ユーザーファーストになるようなサイト作りを目指してください。
株式会社観光丸ではバナーリンク・テキストリンクそれぞれを活かしたWEBサイト制作を承っております。是非ご覧ください。