Webサイトを構成する要素は文章だけではなく、画像も重要視されています。「検索をする」というとキーワードを入力して情報を得ることが一般的でしたが、今や画像でも情報の検索ができるようになりました。
また時短やタイムパフォーマンスを意識する人が増え、見出しの拾い読み、画像の流し見、動画の早送り視聴など、とにかく文章をじっくり読むという傾向が減ってきていると言われ、まずます画像の使用が多くなっています。
データ通信も進化し、容量が多い画像表示もスムーズになったため、「画像によるインパクト」で差別化を図るなど技術面において目まぐるしく変化しています。
しかし、文章を読んでもらえないならWebサイトに画像や大きい文字ばかりを掲載すればよいか?というと、そういうわけではありません。
Webサイトが検索結果の上位表示されるためには、やはりSEO対策としても重要視されているコンテンツが充実した丁寧なサイト作りが欠かせません。
丁寧に文章を書くことはもちろんですが、画像に関してもファイルを貼り付けるだけでなく、丁寧な説明を加える必要があります。
画像にも情報を追加することを忘れずに
主に写真やイラストや図表などにつけられる短い説明文やタイトルのことを「キャプション」と言います。
画像の内容を補足するために補足説明を言葉で伝えることができる情報であり、視聴者にコンテンツを理解しやすくするための重要な要素なのですが、発信側が設定をしていない、知らなかったということもあり、画像として情報不足になっているかもしれません。
キャプションを使用する具体的場面
キャプションは視聴者として当たり前のように日常で目にしていますが、いざ情報を発信する側となると「キャプションを使う場面はどこか?」「何を意識すればよいのか?」と迷いがちです。
どのような場面でキャプションを使うと効果的なのでしょうか。
<ソーシャルメディア>
インスタグラムやフェイスブックなどキャプションが視覚コンテンツの魅力を引き立てる要素となっています。ハッシュタグやタグ付けはキーワードを関連付け、視聴者としても検索で便利な機能となっています。
<ニュースメディア>
集合写真などで「左から〇〇さん…」と補足説明をしたり、「撮影者:〇〇」「出典:△△」など、画像の近くに記載することで本文記事と分けて詳細情報を認識させることができます。
<教育コンテンツ>
教材や資料集の図表や写真にキャプションをつけることで、学習者は図解を簡潔に理解しやすくなります。資料の補足が書いてある場合とない場合を比べると、キャプションの重要性がわかるかと思います。
<動画コンテンツ>
映画や動画の字幕として使われています。聴覚障がい者や他言語を使用している視聴者にも理解がしやすく、動画を再生しながら情報を文字で伝えることができます。
効果的なキャプションを書くために
キャプションは視覚コンテンツを補う情報です。効果的なキャプションを書くためには、簡潔さ、関連性、一貫性を保つことが重要です。
キャプションを活用することで視聴者は検索がしやすくなる、画像だけではわからない内容を簡潔に知ることができる、キャプションのキーワードによって画像検索のアシストになるなど、メリットがあります。
今まで画像を貼り付けていただけだった…という状態ならば、ぜひ1つ1つの画像にキャプションを追加してみてください。
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