ノートと一口に言っても、その種類は様々あります。横罫線のノートが一般的でしたが、無地、方眼、ドットなども多くなりました。
頭がいい人は方眼ノートを使っていると話題にもなりましたが、それぞれのノートに特徴があり、使うシーンや目的に応じて選ぶことで、作業効率をアップせることができます。
無地ノートの特徴とは
無地ノートはページに何の線も引かれていないため、自由度が非常に高いのが特徴ですね。
線の幅やマス目を気にせず自分の発想やアイデアを描き出せるので、クリエイティブな作業に向いています。
例えば、イラストやデザインのスケッチをしたいときや、ブレインストーミングでアイデアをどんどん書き出す場面に最適です。
線がないとぐちゃぐちゃで見にくいのでは?と思われるかもしれませんが、自由にマインドマップを描いたり、絵と文章を組み合わせてアイデアを書き込むことができるため、余計なマス目や線がない方が、すっきりとした見た目になります。
方眼ノートの特徴とは
次に、方眼ノートです。縦横に均等なマス目が引かれている方眼ノートは、グラフや図表が描きやすい、情報を構造化して整理しやすいため論理的な思考を促すのに効果的です。
プレゼンテーションの資料を考えるときや、思考の整理に使用する場面では、方眼ノートの規則性が活躍します。
また、文字をマス目に揃えて書くことでメモがきれいにまとまりますね。
裏を返せば、マス目にとらわれて自由に書くことができず、ストレスになってしまう可能性もあります。
ドットノートの特徴とは
ドットノートは、方眼ノートと無地ノートの中間のような存在です。
ページ全体に小さな点が等間隔で配置されており、方眼のようにガイドラインとして使える一方で、視覚的に邪魔になってしまう部分が少ないため、自由なレイアウトが可能です。
バレットジャーナルのように、自分なりのシステムでタスクやスケジュールを管理する場合に便利です。
ドットが濃いわけではありませんが、気になる人、気にならない人、印刷した時に写りこむのが嫌な人など、好みはわかれるかもしれません。
横罫線ノートの特徴とは
最後に、罫線ノートです。罫線ノートは、一般的によく使われているもので文章を書くことための罫線はとっても便利です。
特に日記や授業のメモ、会議の記録など、長文をきちんと整えて書きたいときには、この罫線が助けになります。
この罫線があることで文字の大きさが揃いますし、ページ全体がきれいに見えるため、後で読み返す時も情報が頭に入りやすくなるという特徴があります。
ノートの使い分けで作業効率がアップするかも!
ノートの選び方は「好み」や「こう使いたい」など個人によって違いがありますが、それぞれの特徴を使い分けることで作業効率が向上することもあります。
ノートの紙質、罫線の幅、ノートの大きさ、リングあり・なし、枚数・・・
こだわりや使い慣れているものは書く流れ、書く配置などイメージがしやすく、記憶の定着がしやすい、自分の手がスラスラと動きやすいメリットもあります。
最終的には好きなノートを使うことでモチベーションがアップすることが大切ですが、たまには他の種類のノートも試してみてはいかがでしょうか。
実際に使ってみて「これだ!」と思うものに出会えるかもしれません。