今や様々な情報が簡単にわかるため、就職する前にブラック企業をチェックする学生も増えました。もちろん、就職してみてないとわからないこともたくさんあるわけですが、できれば居心地よく、社員に優しい、長く働ける職場が理想ですよね。「こんな会社に入りたい!」と思われるような会社とは、どんな特徴があるのでしょうか。
一般的に言われているブラック企業
ホワイト企業の反意語であるブラック企業の特徴はポンポンとでてくるかと思います。自分にとって不都合なことですからね。程度の差こそありますが、明らかに当てはまる項目が多い企業は、就職する際に不安が的中してしまうかもしれません。
- 残業が多い、過重労働
- 有休が取りにくく、休日が少ない
- 休日出勤が多い
- 給料が低い、昇給しない
- 残業代がでない
- 社員の入れ替わりが激しく、離職率が高い
- パワハラ、モラハラ、セクハラ
- 精神論で何とかしようとする
- 新入社員の採用数が多い
- ノルマが厳しい
- 就業規則が明確でない
- 労働雇用契約書を発行しない
- うつやノイローゼが多い
- 自腹で購入
ホワイト企業の特徴とは?
ブラック企業の特徴がなければ今の時代、ホワイト企業と言えそうですが、さらに社員にとって優しい会社があります。では、ホワイト企業と言われる特徴は何でしょうか。
- 有休休暇の取得率が高い
- 残業が少ない
- 福利厚生がしっかりしている
- 女性も働きやすい、出産後も復帰しやすい
- 将来性がある
- コンプライアンスが守られている
- 社員教育がしっかりしている
- 労働環境が整っている(時短勤務、フレックス、在宅など)
- 離職率が低い
ホワイト企業と言われている会社はここがスゴイ!
ホワイト企業と言われている1つにグーグルがあります。なんと、社員食堂が、社員は無料だとか!胃袋をがっちり掴んでいますね。三食食べることができ、ディナータイムはみんな帰っているため人が少ない…残業も少ないそうです。
社内の滞在時間を増やすこと、雑談の中から発想が生まれるということで経営者の戦略というのだから発想がスゴイ!給料も高いだけに、求められる能力も高く、就職することは難しそうですが、社員になりたい!と思う評判の良い会社はやはり魅力的です。
人によって求める労働環境は異なる
ホワイト企業だからといって働きやすいかどうかと言うと、人によって異なるかもしれません。ブラック企業よりホワイト企業の方が魅力あるのは確かですよね。しかし、ブラック企業でも残業代がでる会社であれば、少しでも収入が多い方を選ぶ人もいますし、福利厚生を必要としていない人にとっては、それよりも給料に反映してほしいかもしれません。
社員旅行が嬉しい、ラッキーと思うのか、面倒、接待になるから嫌だなど会社の雰囲気や内容、人間関係によっても大きく受け取り方が変わります。
ただ、どんな会社であれ、人として大事にしてくれる会社に就職したいものです。会社の実績をあげるためには社員の力が必要です。会社経営をされている方は会社がどう思われているのか、客観的に見る必要があるかもしれませんね。