あなたはメモを取る派でしょうか?取らない派でしょうか?
仕事ができる人の中にはメモ魔が多いと言われています。それはメモを取れば忘れることがないから?確かに、それも一理ありますが、それ以外にもメモを取るメリットがあるようです。
メモを取る場面とは?
セミナーや講演会を聴く時、新人研修で上司が話す時、様々な場面がありますが、人の話を聴く時にメモを取るか取らないか・・・。
記録として残すのであれば、パソコンに入力しながら聞く、音声データを取っておく、写メで画像に残しておくなど様々なやり方がありますよね。
ここでいくら便利グッズを使って記録を残していたとしても、やりっぱなしでは意味がなく、便利なツールを利用しただけです。これで仕事術がアップするわけではありません。
そこで違いが出てくるというのが、「メモ」を手書きで取る!ここがポイントです。
メモを手書きすることによるメリット
記憶力に自信があるからメモを取らなくても大丈夫!という人も中にはいます。しかし、メモを手書きすることで、記憶以外で仕事の効率があがると言われています。
1. 情報整理ができる
話を聞くことによって情報が次々に入ってきます。メモを取ることによって忘れないだけでなく、可視化されるため情報を整理することができます。脳内を整理する効果があります。
2. 業務の流れの計画をたてやすい
メモを取ることによって、やるべきこと、納期、優先順位が見えやすくなります。うっかりミスも減りますよね。
3. 記憶に定着しやすい
その場で聞いたことをすぐ覚えるという能力があればよいのですが、人間というのは良くも悪くも忘れる生き物です。情報が増えるほど、メモを取り、手を動かすことによって記憶に残りやすくなります。学生時代に板書していた感じですね。
4. ネタ帳として自分の財産に
お笑い芸人の話でもよくありますが、ネタ帳は財産です。その時に書いたこと、自分が考えていたこと、失敗談、アドバイス・・・たくさんの経験を通した記録は、自分の次へのステップアップにもつながりますし、新たなアイディアを生み出す可能性もあります。
5.ミスを減らす
相手と話をしている時は覚えていたけれど、その後に忘れてしまった・・・とにかく、相手との約束をまた聞き返すことがないようにすること、また、期日を確実にするためにもメモを取ることでミスや勘違いを減らすことができます。
一方で、ちょっとしたデメリットも
メモを取るということは、相手の話を聞きながら作業をするため、デメリットの部分もあります。一字一句聞き漏らすまいと、必死にメモを取ってしまうと、結局は何を言っているかわからなくなった・・・なんていうことも。
少しずつ習慣をつけるとよいですね。
メモを取る姿勢は見られている!
今、新人研修などで、何でも写メで済ませてしまう人が増えているという上司のぼやきを聞いたことがあります。記録を残す手段かもしれませんが、あまり良い印象は持たれません。
メモを取る姿勢は、
- 真剣に話を聞いてくれている
- 吸収しようと一生懸命な姿
- 失敗が少ない人
という、良いイメージを持たれます。
メモを取ることは、イメージアップだけでなく作業効率もアップするため、「メモ魔=仕事ができる人」となるのかもしれませんね。