日本人は世界でも長寿国と言われています。これまでは人生80年時代だったものが、平均寿命が80~90歳となり、多くの人が100年生きるという「人生100年時代」になってきています。
今までのライフコースはどうだった?
戦後、日本人の平均寿命が50代、70代へと変わり、平成では83歳となりました。人生80年時代と言われていた今までのライフコースは
という3ステージが大きな流れとなっていました。
人生100年時代は何が変わっていくのか
今までは、ライフコースがある程度の年齢で区切られ、学生時代による学び、学歴による収入、年功序列、引退後は年金生活というスタイルの中で一方的に通り過ぎていくことが一般的でした。
しかし、高学歴で大手企業に入社後は幸せな人生というわけではありません。今や大卒の就職難、年金生活の不安定、高齢化社会という今までのようなスタイルが崩れてきた現状があります。
その一方で、年齢による線引きがなくなり、学生による起業、引退後の学びなおし、グローバル化、副業など、自分の人生をどのタイミングでも変えていくことができるチャンスも増えてきました。
自分の人生をよりよいものにし、幸せにつなげるためには安定した収入が必要です。日々時代の変化は速くなっており、人工知能の発展により日常生活のツールも発達しています。その中で、柔軟に対応できる力も求められてきています。
これからの人生で考えていくべきこと
生きていく中でその人の経験値、友人や家族との関係、お金など、形があるないにかかわらず、すべてが自分の資産となります。
自分自身が健康である程度の収入もあり、考え方も前向きであれば「人生100年をどう過ごそうかな」と、色々と考えることも楽しみになるかもしれません。
しかし、天災、国際問題、健康不安、介護、人間関係など多くの不安も実際にはあります。生活が苦しい、大変、希望が持てないという現状だったり、自分が思うようにならないこと、壁にぶつかったり、つまずくことも出てきます。
SDGsが目指す『誰一人取り残さない』というスローガンがありますが、豊かだと言われている日本の中でも貧困はあり、まだまだ社会全体として仕組みができていません。
しかし人生100年時代はもう目の前です。自分の健康を保ち、どのように収入を得て、安定した生活をし、幸せにつなげていくか・・・人生の選択肢が増えてきた中で、自分の人生を一度考える機会かもしれません。