人は常に選択をしながら生きています。自分自身で時間の管理をし、自分の生活リズムや経験、能力などを考えながら行動の選択をしています。
例えば、学生の頃の経験として宿題がありましたが、どのタイプだったでしょうか。
・先に宿題をしてから遊ぶ
・おやつを食べてから宿題をする
・遊んでから宿題をする
・寝る前に宿題をする
・学校へ行く直前、もしくは学校に着いてから宿題をする
・宿題があったことを忘れ、ドキドキハラハラする
次の日、学校へ行くまでの時間、宿題をする時間というのは自分で決めることができました。
この経験によって、失敗したこともあれば、学んできたこともあったのではないでしょうか。
そして、大人になった今、仕事をしている中で「いつもバタバタしている人」と「余裕を持っている人」あなたはどちらのタイプになっているでしょうか。
余裕がない時のデメリット
人は余裕がなくなるとパニックになったり、イライラしやすくなります。そうなると、仕事でのミスは増え、人間関係も悪化し、負の循環に。
回数が多くなるほど、周囲の見る目も変わってきてしまうことがあります。
・考える力が弱まり、冷静な判断が出来なくなる
・マイナス思考になる
・半端ないストレスや疲労
・人への嫉妬心
これは仕事だけでなく様々なことで起こりうることですが、時間や行動や心に余裕がないと、良いことはなさそうですね。
余裕は自分で作り出す
突然のハプニングで余裕がなくなってしまうことはあるかもしれません。
しかし、日常生活において未然に防げることや対策はたくさんあります。
・ギリギリになるような行動はしない
・トラブルを想定して早めに取り掛かる
・時間に追われないようにする
・やる時は集中する
・自分で時間制限を作る
・現状を把握して優先順位をつける
・不安になりそうな時こそ準備をしっかりする
・あまり完璧主義にならない
・「やれること」と「やれないこと」を把握する
・周囲に助けを求める
・深呼吸をしてリセット
・自分の成功体験を思い出して自信を持つ
余裕があるように見える人は仕事が少なかったり、悩みがないわけではありません。
処理や対応の仕方、時間の使い方、発想の転換が上手なのです。
「あの人はいつも余裕があっていいな」と思う人がいるならば、ぜひその人を観察してみて下さい。
誰にも平等に時間を持っています。
その中で、仕事に関わる時間、家族と関わる時間、自分の時間の割合は様々ですが、コントロールできるのは自分自身しかいません。
上司は仕事で準備時間の強制に注意
少し前は、「10分前行動は当たり前、就業時間の〇〇分前には出社して準備するように」と上司が部下へよく言っていました。
しかし、今は上司が部下に対して就業規則時間外の指示を出してしまうと、トラブルになる可能性があると言われています。
だからと言って、ギリギリに行動をしているとどうなるでしょうか。
準備ができていない状態で慌ただしく仕事がスタートし、まさに余裕がない状態を引き起こしかねません。
まずは5分前に準備が出来ている状態を心がけ、行動にも心にも余裕を持たせるように取り組んでみましょう。