仕事ができる人は、「自分は仕事ができる人になるんだ。だからこういうことをしよう」と計画的にやっている人も中にはいるかもしれませんが、今まで築いてきたもの、性格、才能、これからの未来に向けての努力など、様々な要素を含んだ結果です。
仕事が出来る人は表面だけではなく、見えないところにカギがあります。
少しでも近づきたい、自分も何か変わることができる部分があるかもしれない・・・仕事ができる人はどんなことをしているのでしょうか。
成功へのカギとは
勉強が出来る人は、みんなが見えていないところで重要な行動をとっています。学校では見ることができないことを家ではやっているものです。
ただ猛勉強をしているだけではありません。それは仕事ができる人にも共通していることがあります。
まずは、自己管理と計画です。
自分で目標を明確にし、それに向けた計画を立て、無駄な時間を減らすこと。つい誘惑に負けてしまったり、周囲に流されてしまうような自己管理ができないパターン・・・耳が痛いですが、これでは目標に到達することは難しいですよね。
また、できる人は便利なツールを使いこなしています。スケジュール管理、情報収集、学びなど、自分から進んで自分に合う方法を見つけ、効率よく知識を積み重ねています。
そして、手帳やノート、メモ機能などで整理し、アイディアを残す、情報を整理する、頭に定着させる、反省するなど自分自身の中に落とし込みます。
自分自身のことだけでなく、他者とのコミュニケーションも忘れず、みんなが見えないところでフォローをしたり、メンバーが円滑に進められるように取り計らったりと、人間関係においてもアンテナを広げ、行動することができます。
能動的に動いて自分自身を上手にコントロールする
こんなに何もかもができれば完璧ですよね。そう上手くいくことばかりではありません。もちろん、自分を犠牲にして嫌々な気持ちで動くのではなく、能動的に動くこと。かといって、自分の時間やリフレッシュも大切にしています。柔軟に対応しながら、ストレスを溜めるのではなく、スキルアップしていくのです。
受身の姿勢、指示待ち人間では同じことをしてもストレスになってしまいます。
自分に足りないものは何?
自分の周囲で仕事ができる人を見つけて、観察してみると参考になる部分が垣間見えるかもしれません。その人が考えていることや家での様子などはわからなくても、常に手帳にメモをしている、さりげなく部下をフォローしている、声掛けを大切にしている、朝早く来て作業をしているなど、行動から見えることがあるものです。
一概にはこれができるようになったら「仕事ができる人になれる」というものではありません。運、環境、人間関係など様々な要因が影響するため、努力だけではどうにもできないこともあります。
しかし、完璧にできなくとも、意識して心掛けること、向上させていくことで自分自身をレベルアップさせていくことができます。
一分野が優れていることも魅力的ですが、目標達成に向けて粘り強く取り組み、何事にも継続的に努力をすることが大事なことなのかもしれません。