イベントの告知をしているけれど、お客の反応がイマイチだなという場合はどこに原因があるのでしょうか。
ただ、開催情報を伝えるだけになっているということはありませんか?
成功する告知は情報の伝達だけでなく、多くの人に知ってもらう工夫、参加者の心を引き付ける内容、告知のタイミング、見合った金額かどうかなど、背後にいくつかの要因や対策があります。
ターゲット層が明確になっているか
売り込むときは何でもそうですが「ターゲット」を明確にしなければ、魅力を伝えることができません。
イベントの性質や内容に合わない告知は、興味を引きつけにくくなります。たとえ告知の中身が魅力的であったとしても、正確なターゲットを捉えていない場合には、反応が鈍くなることがあります。
宣伝不足や告知のタイミング
告知に使用するメディアや手法があっているでしょうか。SNSやメール、ポスターなど、使用するメディアによってターゲット層の受け取り方は異なります。
メディア選定や伝え方に工夫が必要であり、それによって反応が変わることがあるため、複数の手段を組み合わせると効果的ですね。
また告知のタイミングも重要です。反応がイマイチの場合には、イベントの告知が早すぎるか遅すぎる場合があります。適切なタイミングで情報を発信すること、段階的にわけて発信することで、参加者の興味を引くことができます。
競合する他のイベントと重なっていないか
競合する他のイベントと開催時期や内容が重なっていないでしょうか。同じ期間に他にも多くのイベントが開催されている場合、ターゲット層は参加する選択肢を持っているため、競争に敗れてしまう可能性があります。
参加のハードルが高くないか
参加する際のチケット購入、抽選、参加人数の制限、当日の注意事項など、手続きや項目が複雑ではないでしょうか。また、金額面でも見合ったものになっているでしょうか。
開催場所のアクセス条件も合わせて、参加者の立場で設定することが必要です。
何を目的とするかを明確にして実行
自社の利益ばかりでなく誰のため?何のため?イベントの目的がはっきりしなければ、告知をしたとしても誰も興味を持ちません。
参加者がイベントに期待することは何か、十分な情報提供、リサーチが十分でなければ一方通行となり、いくら告知をしたとしてもスルーされてしまいます。
お客様に反応を期待するのであれば、お客様が求めていることをしっかり知ること、イベント内容や開催条件を考えた上で告知するようにしてください。