企業やブランドにはロゴがあり、代名詞的な役割があります。一目見て、「〇〇だ!」と直感的にわかりやすく、独自性やデザインの違いで消費者は識別することができます。
ロゴが消費者にインプットされると、ロゴを見ただけですぐにイメージや印象が思い浮かび、製品やサービスの信頼性につながるという大きなメリットがありますが、そこに至るまでには企業努力が必要です。
ロゴと企業の価値が一体となっているロゴですが、シンプルなデザインで差をつけるためにはインパクトが効果的!WebやテレビCMからもわかるように「静」だけでなく「動」にもこだわりが見られます。
視聴者の注意を惹く動きがポイント
名刺、パンフレット、商品のパッケージなど印刷物でロゴをよく目にしますが、限られた面に描かれるロゴの大きさには限りがあります。
商品やサービスよりもロゴが目立っているわけにもいかず、会社表示はやはりどこか控えめに印刷されていますよね。小さいロゴでも「あの会社だ!」という安心感にはつながり、効果はあるのですが、ロゴでのインパクトは小さくなります。
一方、Web、テレビ、SNSなどのデジタルプラットフォームではロゴ自体を動かすことができます。さらに商品やサービス説明の前後の数秒間だけでも、画面いっぱいにロゴを表示させるというインパクトは大きいものです。
しかも、企業、ロゴ、商品やサービスを一連で流すことで、関連付けて視聴者にインプットできるというメリットは、TVだけでなくホームページやSNSでも活用することができます。
モーションロゴの作り方に気を付けて
メリットが多い動きある「モーションロゴ」ですが、作り方に気を付けなければいけない点があります。
それは、動かし方や再生時間。ロゴの動かし方を工夫することでカッコよく見せることも、かわいい雰囲気を演出することもできますが、企業とロゴのイメージを損なうようなアニメーションやエフェクトを加えると、逆に視聴者の混乱を招き、商品やサービスよりも違和感の方が印象づいてしまう可能性もあります。
また、モーションロゴの動きがスローすぎる、テンポが速すぎる、再生時間が長いなど、視聴者にストレスを与えるような演出も好感度に影響するかもしれません。
デジタルプラットフォームでの派手な演出を控え、再生時間に考慮し、それでいて消費者にインパクトを与えるロゴの露出は、作り方次第で大きく変わります。
企業らしさを損なわないためにも、モーションロゴで「らしさ」を工夫してみてください。