言葉やフレーズの前に「#」(シャープ)をつけてテーマに関連する投稿や情報を検索しやすくする「ハッシュタグ検索」。検索手法の1つとして、SNSではすっかりメジャーになりました。
今ではSNSだけでなく、ブログ、企業、ショッピングのサイトでも「タグ検索」が活用されてきているようですが、自社のサイトに使用するメリットはあるのでしょうか。
タグ検索について
「タグ検索」は情報やコンテンツに関連付けられた「タグ」と呼ばれるラベルを使用して、効率よく簡単に見つけることができる検索方法の1つです。
「#〇〇〇」「#△△△」のように見たい情報がジャンル分けされていると、ユーザーはダイレクトにリンク先へとぶことができます。
タグ検索のメリットは?
キーワード検索の場合、リンク先のページで「自分が知りたい特定の単語が含まれるかどうか」を探す作業があります。しかし、タグ検索ではあらかじめ関連するテーマやキーワードが付与されているので、ユーザーは手軽に関連するコンテンツを見つけるため、効率的です。
「検索したいけれどキーワードが思いつかない・・・」というユーザーにとっては、「#〇〇〇」など、いくつかのワードの中から選択することができるというのもメリットがあります。
また制作側にとってもメリットがあり、上位にキーワードを並べておくことでクリック率が高くなり、意図的に誘導することもできるため、検索率が低いようなページが埋もれてしまうこともありません。
タグ検索のデメリットは?
タグ検索にもデメリットがあります。タグ付けされているものは表示されていますが、いくらキーワードが同じでもタグ検索としては表示されず、情報が不十分になってしまう可能性があります。
制作側がタグ付けに失敗していることに気づかず、貴重な情報を提供できていないという状況が起こりえます。
タグ検索はこれから増える?
SNSの歴史はまだ浅く、タグ検索を主に使用している世代はZ世代と言われています。世代が変わっていく中で、タグ検索を利用する人は今後増えていくかもしれません。
キーワードが表示されていることで「調べたいことはそれ!」「こっちも知りたいな」など、視覚的に誘導することもできるので、画像のアピールだけでなく、タグも併用してみてはいかがでしょうか。