ビジネスで使われる用語は一般的なものから業界によって異なったり、会議や営業などの場所や部門でよく使われるものまで様々です。さらにビジネスの世界では聞きなれないカタカナ用語が常にわきでてきています。
「みんながよく使っているけれど、実はよくわかっていない」「最近、よく耳にするワードだな」など、気になっていてもすぐに忘れてしまったり、「知らない」と言えずにスルーしていませんか。
ビジネスでよく使われるカタカナ用語の中でも新入社員が知っておくべきものは多くありますが、役職に関係なく、会話の中でも使われるものは常にアンテナを張っておかないと話が進まなくなります。
円滑なコミュニケーションのために必要
ビジネス用語は、上司や先輩とのやり取り、顧客との商談、プレゼンなどで当然のように使われ、円滑なコミュニケーションを図りやすくしますが、年々、カタカナ用語が増加するスピードが速い気も・・・。
ビジネス用語を使うと、
・文章の量を減らすことができる
・限られている時間で説明が簡潔にできる
・仕事ができる、カッコよいと思われる
などのメリットがあります。
ビジネス用語を多用するのはNG
しかしメリットの反面、デメリットもあります。
・ビジネス用語を多用すると嫌がられる
・相手に通じていない
・自分自身がよくわかっていないため、間違った使い方をしている
・相手に調べる手間をかけさせてしまう
トラブルを招くこともある
限られた職場だけで使用する特殊な用語もありますが、「相手がわかっていないかも」と感じた場合には、わかりやすい言葉に言い換えて伝えることも必要です。
「自分がわかっているから、相手もわかっているだろう」と一方的にカタカナ用語を使い続けても、意思疎通ができていなく、トラブルを招くことにもなりかねません。
臨機応援に使い分け、良いコミュニケーションが取れるようにする心がけも大事ですね。
知らないままにしないで少しずつ覚えて慣れる
自分よりも部下の方が多くの用語を知っている、取引先の人がビジネスのカタカナ用語を当たり前のように自然に使っている・・・様々な状況が起こりえますが、どのように対応していけばよいのでしょうか。
ビジネスで使われる用語を知らなければ、カタカナ用語でも英語でも日本語でも調べることは大切です。しかし、単語を丸暗記したところで、使い方を知らなければ言葉にすることはできません。どういう場面で使うのか、日ごろからアンテナを張って、知識を広げる努力が必要です。
まずは知る努力をすること、どのような状況で使用できるかを学びながら、自分でも使ってみる。少しずつ慣れていきながら知識を増やしていってください。