ライブ配信というと、プロが行うものという認識は古いようですね。今ではプロでなくても動画配信する環境が整い、様々な方法で多くの人に活用されています。
個人が趣味で活動しているだけでなく、企業の社員がライブ配信を行うなど上手に活用して売り上げUPに成功している例もあり、集客手段の1つにもなっています。
では、ライブ配信で集客をするにはどうすればよいのでしょうか。
双方向でやりとりができるメリットを活用
動画配信は事前に録画したものを配信し、視聴者は好きな時に見ることができる一方通行となります。
リアルタイムで視聴者とつながることができるライブ配信は、チャット機能を使って視聴者とやりとりをしながらコミュニケーションをとるという、身近な感覚を味わえるメリットがあります。
今や大手のスーパーやインテリア・家具のお店など、定期的に商品紹介のライブ配信を行っている例があります。
販売店が商品の良さをアピールし、商品の活用方法を教えてくれるというのは視聴者側としても有難く、興味を引きますよね。
またセミナーなどの講師が行うライブ配信では、いつもとは違う素の姿を垣間見ることができたり、企画によっては自分の質問に答えてもらうことができるチャンスがあったりと、貴重な体験ができることも。
短時間でも視聴者とのコミュニケーションツールとして活用するメリットがあります。
習い事にも活用
ライブ配信を使って自宅にいながら習い事ができるというのも人気があります。
例えばパン教室やハンドメイド教室など、生徒は自宅にいながらライブ配信を視聴し、一緒に体験をしながら学んでいくというスタイルです。
塾のスタイルも対面のみの授業からライブ配信型を選択することができるようになりました。今や場所を選ばず全国どころか世界のどこにいても学ぶことができます。
他の活用方法として、子どもが習い事をしている姿や保育園の行事を親がライブ配信で視聴するというサービスもあり、コロナ禍を経て状況が大きく変わってきました。
ライブ配信で集客を目指すためにすること
集客を目指すためには、戦略が必要です。
・どのような目的でライブ配信を行うのか
・ターゲットとなる視聴者は誰か
・事前に告知すること(視聴者も予定を立てやすい、人が集まりやすい)
・視聴者が興味を持つ企画
・視聴者からのリクエストや質問を受け付けてリアルタイムの良さを活用する
・自信がなければ他の人とコラボ
・ゲストを招いて幅広いトークにする
・インターネットの接続環境をしっかり整える
・危機管理を意識する
・生放送と同じなので配信者の言動に気を付け、トークをしっかりする
勢いやノリでライブ配信を行っても失敗することが多く、視聴者に満足してもらうためには事前準備を徹底的にしなければ次につながりません。
まずは、成功者の真似から始めて少しずつアレンジし、視聴者の反応を分析してきながらアップデートをしていきましょう。