クラウドストレージとは、インターネットを通じてデータを保存できるサービスです。
代表的なものにはGoogle Drive、Dropbox、iCloud、OneDriveなどがありますが「まだ使っていない」「使いこなせていない」「新しいことに手を出す勇気がない」・・・というのはもったいない!
どれも簡単に使うことができますし、保存場所が多い方が便利なので知っておいて損はありません。
今回は、クラウドストレージの便利な使い方について簡単に紹介します。
どこからでもアクセスが可能
クラウドストレージの最大の利点は、インターネット接続さえあれば、どこからでもファイルにアクセスができることです。
外出先で作成したファイルをクラウドに保存し、デバイスが変わったとしても、また引き続き作業することができます。
通勤中にスマホで資料を確認し、オフィスに着いたらパソコンで編集作業を行い、帰宅後にはタブレットで最終確認をするといった使い方が可能です。
すべてのデバイスで同じファイルにアクセスすることができるため、USBなどの媒体を使用しなくても作業の連携がスムーズになります。
データのバックアップとしても安心
パソコンやスマホは突然故障することも少なくありません。スマホなどは紛失してしまう可能性もあり、ハードディスクにバックアップを取る習慣がなければ、一瞬にしてデータが消えてしまいます。
しかし写真や重要な書類をクラウドに保存しておくことで、デバイスが壊れても他の端末からすぐにアクセスすることができます。
インターネット接続がある環境であれば、簡単に接続することができるので、手間もかかりません。
定期的にクラウドへバックアップを取ることで、データの紛失リスクを最小限に抑えることができるというのは活用した方がよいポイントの1つです。
ファイルの共有が簡単
クラウドストレージを使えば、ファイルの共有がとても簡単です。
たとえば、家族や友人に旅行の写真を送りたい場合、データの受け渡しに困りませんか。
メールで大きなファイルを送信しても、圧縮や解凍が面倒であったり、スマホで済ませることが難しい場合もあります。
しかし、クラウドにアップロードし、共有リンクを送る・・・これだけでデータの受け渡しが簡単に!!知らないというのはもったいないですね。
これは仕事でも活用ができ、チームでドキュメントやプロジェクトファイルをリアルタイムで共有・編集できるため、共同作業がスムーズに進みます。
自動同期で作業効率がアップ
もっと便利な機能として、自動同期があります。クラウドストレージの多くは、パソコンやスマホに専用のアプリをインストールすることで、ファイルを自動的に同期してくれます。
手動でファイルをアップロードしなくても保存してくれているというものです。
例えば、スマホで撮った写真が自動的にクラウドにアップロードされる設定にしておくことで、特別な操作をしなくてもクラウド上に常に最新の写真が保存されるため、スマホに万が一のことがあっても同期されているものはバックアップがとれていて安心ですし、作業効率が大幅に向上します。
無料プランでも十分に使える
多くのクラウドストレージサービスは、無料で利用できるストレージ容量を提供しています。
無料プランだけで十分活用できる場合も多いですが、さらに容量が足りなくなった場合は有料プランにアップグレードすることもできます。
クラウドストレージは、個人でも仕事でも使える便利なツールです。
気軽に始められるので、まずは日常の写真などをバックアップとして保存し、その便利さを体感してみてはいかがでしょうか。