企業ウェブサイトのコンテンツは、企業の価値や信頼性だけでなく、ユーザーのニーズに応じた情報提供の役割があります。
今やSNSを活用する企業も多く、ウェブサイトを持たない企業もありますが、コンテンツの量を考えるとまだまだウェブサイトとしての役割は多くあります。
企業ウェブサイトの主なコンテンツ
コンテンツは様々な種類がありますが、代表的なものを挙げてみます。
コーポレートメッセージ
企業理念、CSR活動、環境への取り組みなどを伝えることでブランド価値を高めます。自社の強みや差別化ポイントを明確にすることで、どのような企業かを理解しやすくする工夫をしっかりとするべき内容が求められます。
製品・サービス紹介
企業は何といってもサービスや商品紹介が中心的なコンテンツとなります。製品ページでは、特徴やメリット、使用方法などをわかりやすく解説するだけでなく、見た目の魅力が必要です。ダサい見せ方では離脱されるどころか、イメージダウンにもなりかねないため、センスも問われます。写真や動画を活用するなど、SNSも活用すると効果的ですね。
ブログやニュースページ
内容によってあまり更新の必要がないコンテンツがある中で、旬な話題や最新情報を提供できるコンテンツも必要です。例えば、新商品の紹介、割引キャンペーンの告知、発売情報、社内の話題を取り上げることで、ウェブサイトが活性化し、SEO対策としても効果的です。
FAQ(よくある質問)、口コミ、お問い合わせフォーム
ユーザーファーストが求められるウェブサイトでは、よく抱く質問に対する回答を集めたFAQページは、迅速に問題解決を提供し、カスタマーサポートへの問い合わせを減らすことができます。
また、製品やサービスの信頼性を示す手段として体験談やレビューなどの口コミを掲載することは、新規顧客に安心感を与え、購買意欲を高める効果があるため今や必須です。
ユーザーのストレスを減らすためには、お問い合わせフォームがわかりやすいこともポイントとなります。連絡手段として電話番号の記載やお問い合わせフォームがないウェブページは怪しい企業と認定されてしまいかねませんので忘れないようにしてください。もちろん、迅速に回答や対応ができる体制も必要なので、コンテンツを作りっぱなしにするのではなく、体制づくりも一緒に考えておくことが大切です。
キャリアページ
採用情報を掲載するキャリアページは応募者に対して企業選択の判断材料ともなるため、優秀な人材を引き寄せるためにも重要なコンテンツとなります。企業理念、就業について事前に理解してもらえるような工夫をすると誤解が生じにくくなります。
動画コンテンツ
動画は視覚的に強い影響力を持つコンテンツであるため、ストーリーを効果的に伝える手段として有効です。動画は伝える情報量が多く、時代の変化とともにクォリティも上がっています。長い尺の動画コンテンツよりも短時間でサクッと見ることができるように工夫するなど、所々に活用してみてください。
企業ウェブサイトにおけるコンテンツは、ユーザーのニーズを満たすことが最優先です。ユーザーも多くのウェブサイトを見て比較しているため、興味がなかったり、センスが悪いデザインであったり、使いにくい操作性の場合はすぐに離脱していまいます。多様なコンテンツを効果的に組み合わせてユーザーの満足度を高めることが、企業の成長にもつながっていくことを忘れないようにしたいものですね。