検索ツールでキーワード検索をしたとき、タイトルの下に表示される短い説明文。
これが「メタディスクリプション」です。
名前だけ聞くと、なんだか難しそうに感じますよね。でも、書いてあることはとてもシンプルです。
「この記事には、こんなことが書いてありますよ」と伝えるための紹介文です。
実は、多くの人がタイトルだけでなく、この説明文も読んでからクリックするかを決めています。
検索結果に並んだ中で、どれを開くかを迷ったとき、最後のひと押しになる場所。結構、影響する部分になります。
書いてない人、意外と多いんです
メタディスクリプションをきちんと設定していないサイトは、意外とたくさんあります。
理由はシンプルで、設定場所が分かりにくかったり、後回しにされやすかったりするからです。
書いていない場合、検索エンジンが本文の一部を自動で切り取って表示します。
ただ、その文章が「一番伝えたいところ」になるとは限りません。
前後の文がつながっていなかったり、少し分かりにくい表現がそのまま出てしまうこともあります。
それを見た人が、「なんの記事だろう?」と感じてしまったら、クリックされにくくなります。
せっかく時間をかけて記事を書いているのに、入口で損をしてしまう。
これは、かなりもったいない状態です。
メタディスクリプションは小さな営業トーク

メタディスクリプションは、検索結果での「ひと言PR」だと考えると分かりやすいです。
長い説明文を書く必要はありません。ポイントは、次の2つです。
・この記事を読むと、何が分かるのか
・どんな人に向いている内容なのか
この2点が、自然に伝われば十分です。
たとえば、
「初心者でも分かる」
「忙しい人向けにまとめています」
「具体例を交えて解説しています」
こうした言葉があるだけで、読む側は安心します。自分に関係がありそうかどうかを、すぐに判断できるからです。
検索結果には、似たようなタイトルの記事が並びます。
その中で選ばれるかどうかは、この短い文章が左右するかもしれません。
うまく書こうとしなくていい
「ちゃんとした文章を書かないといけない」と思うと、手が止まってしまいますよね。
でも、メタディスクリプションは完璧な文章でなくても大丈夫です。
大切なのは、少しだけ相手を意識することです。
検索している人が、どんな気持ちでそのキーワードを入力したのかを想像してみます。
・困っていることは何か
・知りたいのは結論か、具体例か
・今すぐ解決したいのか、情報収集なのか
そこを意識するだけで、書く内容は自然と決まってきます。
「これ、まさに今知りたかった」
そう感じてもらえたら成功です。難しい言葉や、キラキラした表現は必要ありません。
少し話しかけるような、やわらかい文章のほうが伝わりやすいことも多いです。
Web制作でも後回しにしないでほしい
ホームページ制作の現場でも、メタディスクリプションは軽く見られがちです。
デザインや写真、レイアウトが優先されて、最後に少し触れるだけ、というケースもあります。
もちろん、見た目は大切。でも、検索から人を呼びたいのであれば、文章の入口にも目を向けてほしいところです。
どんなに見た目が整っていても、クリックされなければ中身は読まれません。
Webは、見つけてもらって初めて価値が生まれるもの。その最初の接点にある文章が、メタディスクリプションです。
小さな部分ですが、役割はとても大きいです。
小さな積み重ねが大きな差になる
メタディスクリプションは、1つ1つを見ると本当に短い文章なんですよね。
でも、記事やページが増えていくと、その積み重ねが効いてきます。
少し手をかけるだけで、クリック率が変わることもあります。
大きな変化ではなくても、じわじわ差が出てきます。
数字としてはっきり見えにくい部分だからこそ、放置されがちですが、きちんと書いているサイトは、やはり強いです。
「どうせ読まれないかも」と思わずに、「ちゃんと伝えてみよう」という気持ちで、一文を書いてみてください。
その短い文章が、次の出会いや、次の仕事につながることもあります。メタディスクリプションは、静かに働いてくれる縁の下の力持ちです。