海外で昼寝をしている国と言えば台湾!なんと、小学校から高校まで昼寝が義務化されているんです。みんな一斉にイスに座ったまま机に突っ伏して寝るという習慣があります。少し昼寝をすることで午後の作業が効率アップするという研究データもあります。あなたは実際にオフィスで寝ていますか?最近では、働き方改革として昼寝・仮眠制度、シエスタ制度、パワーナップ制度を導入する企業も増えつつあるようです。
シエスタ制度って何?
「シエスタ」はラテン語で”昼休憩”をさしています。スペインではお昼ごろから夕方までがお昼休憩となり、お店が一時閉店し、また夕方から開店することも珍しくありません。「シエスタ」は昼寝だけをさしているわけではなく、ゆっくりご飯を食べたり、何をしてもよい時間帯となっています。しかし、スペインではシエスタの習慣を廃止する傾向もありますが、世界中の企業では制度として短時間限定で取り入れている所もあります。
日本のシエスタ制度はスペインのように長時間の昼休憩ではなく、数十分の仮眠タイムとしている企業が多いようです。どうしても睡魔が襲ってくる時間帯の15分~30分をシエスタ制度で仮眠するという企業もあり、社員にとっては有難い制度ですね。
パワーナップ制度って何?
「パワーナップ」とは、15~30分くらいの短い仮眠をさします。昼寝の最適な時間は、人間の睡眠リズムから90分だと目覚めすっきりと言われています。90分はちょっと長めですよね。パワーナップと昼寝の違いは、この寝る時間です。NASAでもパワーナップ制度を取り入れており、仮眠による生産性の向上を発表しています。
仮眠の重要性とは?
人間は誰でも眠くなってしまう時があります。睡魔が襲ってくると、作業効率がダウン。眠気を覚まそうとコーヒーを飲み過ぎてしまいがちです。そのような時には、やはり少しの昼寝がおすすめです。仮眠をすると得られることは・・・
・カフェインの摂り過ぎが減る
・脳の疲れを取って創造力・記憶力・認知能力・注意力がアップ
・朝から働き続けてオーバーヒートにならないようにストレス発散
少しでも仮眠をとることで、脳が回復します。
制度がなくても少しの仮眠を!
会社によっては昼寝スペースがあるところもありますが、なかなか設備や制度が整っている企業はまだまだ少ないですよね。お昼寝のような制度のようなものがなくても、お昼休みには自分から少し仮眠をとることがおすすめです。自分の作業机で仮眠するのは、ちょっと寝心地がよくないし…そんな時はオフィス用お昼寝グッズを使うといいですね。休憩時間をとって、朝から緊張状態の脳を少し休ませてあげてみてはいかがでしょうか。