仕事をするからには、自分が興味あること、好きなことに関わりながら得意分野を活かせれば理想です。しかし、ここでちょっとしたポイントを間違えると、自分がやりたかったことはこれではない・・・と迷うことになってしまいます。その際、注意すべきポイントとはなんでしょうか。
自分が選ぶ就職先は本当にやりたいこと?
例えば、スポーツ選手を夢見ていた自分が選んだ就職先について挙げてみます。子供の時からずっとやってきたスポーツ。スポーツが好きではあったけれど、実力が伸びなかった、怪我をしてしまったなど、自分の進む道を考えた時、どうするでしょうか。
「スポーツに関わる仕事ならば、自分のやりたいことと一致するはず、だからスポーツ関連の就職先を探してみよう」と思うかもしれません。
しかし、そこが注意ポイントです。
あなたはスポーツの何が好きなんですか?
スポーツに関わる仕事はたくさんあります。用具販売、トレーナー、教師になって学生の部活指導、スポーツ選手のサポーター、スポーツ会場、大会運営やイベント、スポーツカフェ・・・様々な業種が考えられます。
確かに、どれをとってもスポーツに関わることなので自分の経験を活かし、楽しく仕事ができるかもしれません。しかし、もうちょっと深く考えてみると、「自分はスポーツが好きだけれど、仕事となるとどうだろうか」と、疑問を感じる場合もあり得ます。
ちょっと冷静に分析してみよう
例えば、自分がやってきたスポーツで怪我をしないようなトレーニング方法を教えたい!ということに興味があれば、トレーナーになるのも1つでしょう。そうなると、用具販売では楽しさを感じられないかもしれません。
スポーツのプレイがやっぱり好き!子供たちに関わりたい!ということであれば、クラブチームで子供たちの育成をしたり、教師になりながら部活をするなど、自分も一緒にプレイで楽しむこともできます。これも、もしスポーツに関する違う分野に就職した場合、モヤモヤしたものが残るかもしれません。
好きなことと仕事を結び付ける時は、具体的に考えよう
好きなことに対してのジャンルだけをとらえるのではなく、自分が仕事として楽しめるイメージ、自分の経験を活かせる分野、性格を考慮して具体的に選択をしていくことがおすすめです。
そのためには、
スポーツ+どんなところが好き?やりたい?自分に合っていそう?
というところまで考えるとリスクが減ります。
何事も経験ですが、わかっていることをあえて遠回りせず、少し考えることで次のステップが見つかるかもしれません。
自分が好きなことを仕事に活かし、収入を得られることは、多くの人が簡単に出来ることではありません。模索しながらでも、自分の理想の形を目指して、楽しく仕事をしたいものです。