インターネット利用者の増加に伴いホームページの閲覧デバイスも多種多様になってきています。
およそ十数年程前まではパソコン・携帯での閲覧が主流でしたが、現在ではパソコン・スマートフォン・タブレットが基本となっています。
特に携帯は所持率自体が減り、スマートフォンがその代役を担うようになってきています。
また、昔は場所をとっていたデスクトップPCも今では薄型になり、企業によってはノートPCをメインに使用しているところも少なくありません。
当然パソコン自体の性能も上がり仕様も様変わりしているため、Webデザインにおいてもその影響を大きく受けています。
■昔と今のホームページを比較する■
1:画面サイズの違い
昔のパソコンの主な画面サイズは、1024×768でした。
ホームページは閲覧のしやすさを考慮し、画面の横幅を考えた数値で制作されていました。
現在のパソコンの主な画面サイズは1280×1024です。
昔に比べワイド画面になり、ホームページもより横幅を持たせたデザインで制作されています。
2:使用ブラウザの違い
昔はInterenet Explorerが主流(というよりほぼ独占状態)でしたが、現在はそれに加えて、FireFox・Chrome・Safariなど、閲覧するユーザーによって使用するブラウザが様々です。
3:構造の違い
古いホームページでよく見られるframeやtableを使用した構造。
これらは少し専門的な言葉になりますが、現代のWebデザイナーがこれらを利用してホームページ制作をすることは稀で、今はCSSを利用した新たな方法でページをレイアウトするのが主流です。
(現在、frameやtableを使用したホームページは、例えば国や役所関係のホームページで見かけることはありますが、日本の役所関係のホームページデザインは海外に比べ遅れていて、古いと感じるユーザーも多くいます)
4:コンテンツの表現方法の違い
昔はインターネット回線の速度や容量を気にしてコンテンツを制作していたため、例えば大きな画像は分割して貼り付ける等の一手間が必要でした。
また動画を利用する場合にFlashを利用するのが一般的でしたが、現在はyoutube等の動画共有サイトを利用する企業が大変増えています。
他にも細かく挙げれば様々な変化があります。
古いホームページというのは一目ですぐに判別出来てしまうものです。
例えば1に挙げた画面サイズの違いでもあるように、古いホームページでは画面の横幅を意識するあまり縦に長いページ画面であることが多いです。
またレイアウトが崩れることを恐れページサイズを固定した設計も多く、これは現在のユーザーにとっては大変閲覧しにくい構造と言えます。
現在のWebデザインはユーザーのどんな環境下においても見やすく綺麗に表示させることが可能なレスポンシブデザインが主流です。
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