デザインという言葉にはとても広い意味があります。目的や用途によって異なりますが、設計や図案という認識の人が多いかもしれませんね。その中でも、Web、システム、店舗、家具や装飾などでミニマルデザインが注目されています。
ミニマルデザインとはどのようなことなのでしょうか。
デザインの種類
デザインの種類は多くあり、デザイナーという専門の職業も幅広く活躍しています。グラフィック、WEB、空間、展示、ジュエリー、キャラクター、建築、インテリア、ファッション・・・デザインの違いによって印象も機能も大きく変わり、個性や技術力、発想力が必要になります。
ミニマルデザインとは
最近注目されているミニマルデザインですが、デザイン業界ではシンプルなデザインスタイルを”ミニマルデザイン”と呼んでいます。
無駄を省き、最小限の装飾でシンプルに機能や要素をそぎ落とした引き算のデザインと言われ、意識していないうちに身の回りで多く使われています。
例えば、スマホの機能、ツイッター、インスタグラムなどのSNS、生活スタイル、建築、家具など、シンプルで使いやすいデザインのものに人気があります。
ミニマルとミニマムの違いとは
似た言葉に「ミニマム」がありますが、違いはなんでしょうか。
ミニマム (minimum)・・・最小限、ギリギリの最低ライン、最小単位
ミニマル (minimal)・・・可能な限り少ない量
数学でミニマム(最小値)があるように、これ以上の下がないという状態、絶対量であり、ミニマルはできるだけ、必要な限り少なくするという捉え方です。
「ミニマムはミニマルに含まれるが、ミニマルは必ずしもミニマムではない」
ということになります。
ミニマルなWebデザインとは
Webデザインにもミニマルが使われているサイトがあります。特徴的なところは、余白を効果的に使い、使用する色が少なく、テキスト、画像・装飾、枠などが出来る限り省かれています。
ミニマルデザインにすることによって、
・メッセージが強調される
・コントラストがはっきりする
・インパクトがある
・すっきりしていて見やすい
・アピールしたいものを目立たせる
・サイトの軽量化
などのメリットがあります。
シンプルなデザインこそ難しい
「余計な物を省いて、シンプルなデザインは簡単にできるでは?」と思うかもしれません。
しかし、シンプルだからこそ、配置、メッセージ、フォント、画質など1つ1つのクォリティが試され、機能的に使いやすいものにしなければなりません。
ミニマルは必要最低限のものです。リンクがわかりにくい、ボタンの存在感がない、情報量が少なすぎるなど、ユーザーにとって必要な物まで削ってしまわないようにしましょう。
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