「頭で色々と考えてしまって、なかなか行動に移せない」・・・色々な場面で起こることですが「行動力がない」というマイナス要素もあり、「慎重である」というプラス要素もあります。
成功している人は行動力があるとよく言われますが、「とりあえずやってみる」だけで行動しているのでしょうか。
なかなか次への行動ができないのはなぜ?
前に進むためには、何かしらのアクションを起こさなければ現状は変わりません。そこで、「とりあえずやってみる」という考えが浮かびますが、行動をためらうには理由があります。
・失敗したらどうしよう
・自分の中で決心がつかない
・進んだら全力で進まなければいけないかも
・自分に責任がふりかかる
・結果がでないかもしれない
創造力が働いて、力が入り、次の行動を考えるほど不安になってしまう・・・結果、行動ができないということがあります。
最初の一歩を踏み出さないと始まらない
性格的に、「失敗してもいいかな、人に迷惑をかけたくないな、失敗したら結局自分に跳ね返ってくることが怖い」と思う人もいれば、「まぁなんとかなるよ、その時はその時」と楽観的に考えることができる人もいます。
どちらの考えが正解というわけではありません。ただ、ここで次の行動をしなければ、変化は起こらないのです。
最初の一歩を踏み出す勇気と行動することによって、自信につながっていきます。机上でやりたいことを言っているだけでは、何も動いていないのと同じです。
「とりあえずやってみよう」と言える人
「とりあえずやってみよう」と言える人は、結果を体験したことがある人、失敗しても対応方法を知っている人だからこそ言えることかもしれません。もしくは、ただの無責任な発言の人ですね。
しかし、誰もやったことがないことに挑戦する場合は、やり方を調べつくして、最善の方法だと思ったからこそ「とりあえずやってみよう」と言えるのであり、そうやって多くの人が道を作ってきました。
「何事も動かなければ始まらない」ということですね。
成功している人はしっかりと思考した上で行動に
成功している人は、下準備を徹底的にやり、様々なことを想定した上で行動に移します。無鉄砲に「とりあえずやってみる」わけではありません。
心配や不安があるならば、そこも想定した上で調べ、対策を考えています。
もちろん、想定外のことも起こるかもしれません。思った通りに上手にいくとも限りません。しかし、それこそ行動してみなければわからないこと。
そこで起きたことへの軌道修正の心構えも経験です。
十分に考えてから「とりあえずやってみる」という行動へ
ケースによっては、一度失った信用を元に戻すことは難しい場合、「とりあえずやってみる」ことができないケースもあります。
その場合は1人での決断は思考、視野が狭くなるため時間をかけ、議論を重ね、リスクを減らした上で次の行動をするべきです。
「とりあえずやってみる」にも言葉の重さに違いがありますが、いずれにしても、行動を起こす人にとっては大きな一歩です。
十分に考えること、ただ考えるだけで終わってしまってはチャンスを逃しているかもしれません。
いつまでもあれこれ思考しているだけでは、何も発展せず、時間だけが過ぎていきます。
逆に、むやみに行動しても失敗ばかりとなるでしょう。思考と行動の両方が必要です。
十分な思考を積み重ねてからの「とりあえずやってみる」。頭の中で悶々としているならば、思考だけで終わらせず、行動に移してみてください。
もし、経営改善、売上・集客アップに関して方向性がわからなくなってしまった場合、IT関連でお力になれることがあるかもしれません。お気軽に弊社へご相談ください。