移動中やちょっとしたすき間時間に、スマホでサクッと見られるショート動画。
気づけば生活の中にすっかり馴染んでいますよね。
長い文章や動画よりも、テンポよく短くまとまったコンテンツの方が選ばれやすくなっています。
少し前までは、じっくり読む記事や長めの動画が主流でしたが、今は「まず短く知る」ことが入口になっていて、気になったら詳しく調べるという行動に変わってきています。
企業の発信でも、ショート動画を取り入れる動きはどんどん広がり、戦略的に研究されています。
難しい編集の知識がなくても、スマートフォン一つで作れてしまうので、ハードルが低いのも大きな理由のひとつです。
特別な機材がなくても動画制作をすることができるので、社内で手軽に始められる点も、取り組みやすさにつながっています。
短いからこそ、一番伝えたいことだけ決める
ショート動画は短いものだから簡単なのでは?と思いきや、意外にも短さが難しいとも言われています。
あれもこれも伝えようとすると、結局何も印象に残らない動画になってしまう・・・。
そこで、一本の動画で伝えることは、思い切って一つか二つに絞るのがポイントです。
たとえば「商品の魅力」でも、「価格」「使い方」「こだわり」すべてを一度に入れるのではなく、「まずは使い方だけ」に絞る方が、見た人にしっかり届きます。
結果として、次の動画やWebサイトへの興味にもつなげていくことで、長い時間閲覧してもらえるということになります。
また、最初の数秒でどれだけ興味を引けるかも大切なところ。
冒頭でいきなり結論を見せたり、「これ知ってますか?」と問いかけたりするだけで、続きを見たくなる流れが生まれます。
最初の一言に少し意識を向けるだけでも、見られ方は変わってきますので、制作する側は意識する必要があります。
真似することも大事ですが、同じような謳い文句や手法であきられてしまうこともあるので、少しずつアレンジしていくとよいかもしれませんね。
WebサイトやSNSと組み合わせると、もっと活きてくる
ショート動画は、単独で使うよりもWebサイトやSNSと組み合わせると効果が出やすく、見せる場が必要です。
たとえば、商品の魅力やサービスの雰囲気を短い動画でさっと伝えて、詳しい内容はWebサイトへ誘導するという流れです。
動画は「興味を持ってもらう入口」として優秀で、Webサイトは「しっかり理解してもらう場所」として機能します。
この役割分担を意識するだけで、発信全体の流れが整います。
文章だけでは伝わりにくい”空気感”や”使い方のイメージ”も、動画なら直感的に届き、魅力をアピールすることに関しては圧倒的に違いがでます。
文章よりも、画像。画像よりも動画の方が断然に情報量も多く、伝えやすいですよね。
採用ページやサービス紹介のページに動画を一本加えるだけで、ページ全体の印象がぐっとやわらかくなり、親しみやすさも生まれます。
毎回完璧に作ろうとしなくていい
ショート動画は続けることで少しずつ効果が出てくる発信方法ですが、毎回気合いを入れて作り込もうとすると、途中で息切れしてしまいがちです。
特に最初のうちは、「これでいいのかな」と手が止まりやすくなり、時間がかかり、効率が悪くなります。
それよりも、少し肩の力を抜いて「まず出してみる」ことの方が大事。出してみることで、反応が見えますし、自分たちのやり方も少しずつ見えてきます。
撮影や編集の流れをあらかじめ決めておくと、ぐっと楽になります。
「冒頭でテーマを伝えて、中盤で説明して、最後に一言まとめる」という型を決めるだけでも、毎回迷わなくて済みます。
ちょっとした型があるだけで、継続のハードルは大きく下がりますので、最初から盛らず、小さくから始めてみてください。
おしゃれさより、「伝わるかどうか」が全て
ショート動画を作るとき、つい見た目や演出にこだわりたくなりますが、一番大切なのは「見た人にちゃんと伝わるかどうか」です。
どれだけきれいな映像でも、内容が伝わらなければ意味がありません。
多くの動画を視聴しているだけに、物足りなさや工夫するポイントが多くあるように感じますが、実際には、シンプルな動画の方が最後まで見られることも多いです。
情報が整理されていて、何を言いたいのかがはっきりしている動画は、それだけで見やすくなります。
字幕をつける、話すスピードを少しゆっくりにする、背景をシンプルにするといった小さな工夫の積み重ねが、見やすさにつながります。
音を出せない環境で見ている人も多いので、字幕は特に効果的なポイントですので手を抜かないようにするといいですね。
まずは一本作って出してみる、それだけで十分なスタートです。
出しながら改善していくうちに、自分たちらしい発信のスタイルが育っていきます。
ショート動画は難しそうに見えて、実は「伝えたいことを決める」ことさえできれば、ぐっと取り組みやすくなる発信方法です。