ストレス発散方法はいくつかありますが、成功者がやっていることの1つとして「日記を書く」という習慣があります。
1日にあったこと、思ったこと、嫌だったことなどを簡単にメモすることによって頭が整理され、モヤモヤしていたことがはっきりしたり、次の目標が見えたりするということで長年続けている方も多いそうです。
他にも、人と話すことでストレス発散をする方法もがありますが、これには注意が必要です。人の悪口を言ったり、愚痴ばかりを吐き出していませんか?内容によっては、ストレス発散どころか負の方向へ行ってしまっているかもしれません。
ストレスと自律神経の関係から意識すること
ストレスが増えると自律神経が乱れ、体の不調をきたします。
そこで、日記やメモなどに自分が書き出した感情や出来事を客観的に見ることで、落ち着いて物事を考え、自律神経が安定し、明日へのつなげることができたり、解決方法を思いついたり、誰かに相談しようと前向きになることができる・・・など、自分の考えに向き合うことができるようになるわけです。
愚痴や悪口を人に話すことでストレス発散になる?
自分がイライラしたり、気に入らないことを他の人にもわかってもらおうと愚痴や悪口を言うことでストレス発散ができていると勘違いしている人がいます。自分のモヤモヤを吐き出すことによって、一時的にはスッキリするかもしれません。
しかし、内容がネガティブばかり、しかも人の悪口まで出てきてしまっては、逆効果です。
嫌な人のことが自分の中を占領し、更なるストレスを生み、自律神経が乱れていくという負の連鎖・・・
ストレス発散をしているかと思いきや、自律神経が乱れ、何とかしようとしてさらに別の人にも悪口を話し続ける・・・これを繰り返しをしても何の解決にもなりません。
テロメアって何?悪口はテロメアを短くする?
体をつくる細胞の染色体の端には、テロメアという部分があり、テロメアの長さが寿命や老化に影響することがわかっています。
赤ちゃんや若い人はテロメアが長いのですが、細胞分裂により、年齢とともに短くなっていきます。ストレスや有害物質、紫外線などの刺激によりテロメアの短縮が加速されるため、悪口ばかり言っていると老化が早く進んでしまうことになってしまうんですね。
しかし、生活習慣の改善、前向きな考え、ストレスを減らすことによって酵素が分泌されてテロメアが伸びるという報告もあります。
ストレス発散方法を間違えないで
ストレス発散方法を間違えて人の悪口ばかりを言っていると、このテロメアが短くなってしまう・・・いつの間にか老化を加速させているなんていうことになってしまうわけです。
このように、人間の体はものすごく繊細で、心の働きが体に影響するため、考え方を変えることがとても大切です。人の悪口を言わず、ストレスを溜めない生活を心がけたいですね。