みなさんには日々のルーティン、大会や勝負ごとの前にやるルーティンがありますか?経営者やスポーツ選手のインタビューなどで、よくルーティンについて話題になりますが、一体どんなことをしているのでしょうか。
ルーティンとは?
英語で「routine」という単語を日本語にすると、「ルーティン」「ルーチン」「ルーティーン」と読まれ、意味は「繰り返す」「習慣になっている」「決まった手順」などがあります。
生活や仕事の中で、1日の行動を決めて習慣にしていることです。
例えば、
・朝起きる→顔を洗う→ジョギングをする→朝食を食べる→新聞を読む
・お風呂上りにヨガ、ストレッチなどをする
などですね。
他にも、何かあることをする前にやる動作もルーティンと言われています。
例えば、試合前に〇〇の曲を聴く、あるポーズをするなど、げん担ぎのようなことです。
ルーティンによるメリット・効果とは?
イチロー選手はバッターボックスに立つ時の一連の流れは有名です。また、ラグビーの五郎丸選手がキックの前に行うポーズも流行りましたね。
ルーティンを行なうことによって、
・平常心でいられる
・自律神経が乱れない
など、精神を落ち着かせ、集中力を高めるメリットや効果があります。
日常の生活においても、メリットや効果が様々な所で現れます。
着るもので悩みがちな人は最初からパターンを決めておくなど、意思決定を減らすことで時間がうまれます。上司のルーティンがわかれば、書類の提出や話しかけるタイミングなど、周囲もわかりやすくなります。
朝起きてからのルーティンによって、体内時計がリセットされて元気に過ごすことができ、寝る前のルーティンによって心を落ち着かせて睡眠の質をあげることで、心も体も整えることができます。
ルーティン・習慣で自分の生活を作ろう
経営者たちは自社の利益、リスクを考えて大きな決断、判断をするためには精神が落ち着いている状態でなければ、冷静な判断ができません。また、行動のルーティンによって余計な思考を省き、集中力を高めることができます。
経営者でなくても、常日頃から忙しく、気持ちに余裕がなく冷静な判断に欠ける時があります。
なかなか規則正しい生活を続けることは難しく、イレギュラーな予定が入ってしまったり、トラブルが続いたり、体調が思わしくなかったり・・・。
ルーティンはそんな忙しい中でも、心を落ち着かせるために、取り入れてみてはいかがでしょうか。最初はコーヒー1杯を飲む、ストレッチをする、音楽を聴くなど簡単なことから始め、少しずつ思考や行動を習慣化することで時間的な余裕がうまれ、仕事がはかどるかもしれません。よりよい生活を目指して始めてみませんか。