会員登録完了や、資料請求完了、アンケート回答完了の時に「ありがとうございました」を表示させるサンクスページ。サンキューページとも言われていますが、ただ表示させるだけでなく、戦略を考えてしっかり活用していますか?
中には「ありがとうございました」の表示だけというWebサイトもあり、ささいなページと言えども、ユーザーをつなぎとめる工夫が出来る貴重な場所でもあります。
サンクスページにできる工夫とは?
サンクスページに到達するユーザーは、最後まで入力や会員登録を完了させている状態にあるため、商品に興味を持ってくれているユーザーが多く、リピーターになる可能性が高いです。
・流れで「これも使ってみるか」と思わせるような追加サービス
例)有料会員になれば、こんなにメリットが増える!
次に使えるクーポンを発行する
・メルマガ、SNS機能への登録
例)いち早く情報を知ることできますよ。ぜひ登録しよう!
・自社で関連する他Webサイトや、ページへのリンク
例)弊社では他にもこんなサービスがある、商品がある、まだまだありますよ~とアピール
・下部に動画を設置し、見てもらう
Webサイトの種類によって誘導内容を変えよう
サンクスページは誘導することがメインではありません。しかも、資料請求をした後に、商品がズラリと表示され、購入ページへつながるような誘導は、まるで押し売りのようでユーザーは拒否反応を示します。
資料請求の完了後であれば、どれくらいの日程で到着する予定なのか、疑問に思っていることはないか、資料が到着後にどうするとよいのか、など流れや不安解消などを表示するなど、情報提供することも1つです。
商品購入後のサンクスページであれば、次のセール情報、購入商品に関連する追加商品の紹介、次に使えるクーポン番号など、ファンサービスがあると嬉しいものです。
「感謝」を優先し、ユーザーの好みから利便性も高める
サンクスページは「ありがとうございました」の感謝を伝えるページです。対面ではないため、ここで「お客様、何かお困りのことは他にございますか?」「お客様、こちらに関連する商品がありますよ」など口頭で伝えることができません。
サンクスページでは感謝を伝えるとともに、次への誘導をさりげなく提示することで、ファンにとって有難いサービスにつながります。
サンクスページで「はい。さようなら。」という表示だけにならないよう、次にユーザーが求めるものは何だろう?不安に思うことは何だろう?ということを意識し、工夫してみましょう。