「なんであの人は、あんな言い方しかできないんだろう……」
「別に嫌いなわけじゃないけど、一緒にいるとなんだかドッと疲れるな」
会社や職場で働いていると、仕事の内容そのものよりも「人間関係」で頭を悩ませることが一番多かったりしますよね。
職場には、生まれも育ちも、価値観もまったく違う人たちがたまたま同じ空間に集まっています。
全員と仲良く波長を合わせるなんて、そもそも奇跡に近いことです。
だからといって、毎日イライラしたり、周りに気を使いすぎて心をすり減らしたりしながら働くのも辛いという現実も。
今回は、職場の人間関係でなんでこんなに疲れてしまうのか、そして明日から少し心をラクにして働くための「ちょうどいい思考法」について、ゆるーく一緒に考えてみましょう。
職場で疲れてしまう一番の原因はみんなに好かれようとしていること
職場の人間関係で疲れ果ててしまう人ほど、実はすごく優しくて気が利く人が多かったりします。
「誰からも嫌われたくない」 「職場を気まずい雰囲気にさせたくない」 「困っている人がいたら助けてあげなきゃ」
こんな風に、無意識のうちに周り全員に良い顔をしようと頑張ってしまうんですよね。
でも、結論から言ってしまうと、どんなに気を配っても、職場の人全員から好かれるなんて不可能なこと。
悲しいけれど、世の中には「なぜか自分のことが気に入らない人」や「どんなに親切にしても文句を言う人」が一定数存在します。
これってあなたの性格や能力の問題ではなく、ただの「相性」の話。
合わない人にまで好かれようとエネルギーを使うのは、穴の開いたバケツに必死でお水を入れ続けるようなものです。
「全員と仲良くなる必要なんてない」「仕事さえ円滑に進めば、別に好かれなくてもいいや」と割り切ってしまうほうが、自分自身の心を守るためにはずっと大切です。
あの人の不機嫌はあなたのせいじゃないと知る
職場に一人はいませんか? 朝からなんだか機嫌が悪くて、話しかけづらいオーラを全開に出している人。
そういう人が近くにいると、「あれ? 私、何か失礼なこと言ったっけ……?」「昨日のメールの文面が良くなかったのかな」と、ついつい自分のせいにして焦ってしまいがちです。
でも、ちょっと待ってください。 その人が不機嫌な理由は、単に「朝の電車が遅延してイライラしている」とか「昨日の夜、家族とケンカした」とか「お腹が空いている」だけかもしれません。
つまり、相手の不機嫌は「相手自身の問題」であって、あなたが責任を感じる必要は1ミリもないんです。
他人の感情をコントロールすることはできるわけもなく、遠目から観察するくらいにして、心の中でそっと壁を立てておきましょう。
相手の機嫌の波に、わざわざ巻き込まれに行く必要はないんです。
職場の人とはプロの共演者だと割り切る
職場の人間関係をラクにする一番のコツは、相手に期待しすぎないこと。
「もっと察して手伝ってくれればいいのに」
「なんであの人はこんな常識的なことができないんだろう」
そう思ってしまうのは、相手に「自分と同じ価値観や気遣い」を求めてしまっているから。
でも、職場は「お友達を作る場所」ではなく、それぞれの役割を果たしてお給料をもらうための「仕事の現場」です。
映画やドラマの撮影現場で集まった「共演者」みたいなものだと思ってみてると・・・
「この人とはプライベートで絶対に友達にならないな」と思っても、撮影(=仕事)さえ滞りなく進めばそれで終了。
感情的な深入りをせず、「仕事上のパートナー」として割り切って付き合う。
このクールでドライな距離感こそが、長続きする人間関係の秘訣だったりします。
ちょっとした「まあいっか」の口癖が心のお守りになる
真面目な人ほど、ちょっとした言葉の行き違いや人間関係の摩擦を重く受け止めて、家でもウジウジと思い返してしまいがちです。
「あのとき、もっと上手な言い方ができたんじゃないか」
「あんな反応をされたってことは、怒らせちゃったかな」
家でも職場の人間関係のことで頭がいっぱいになっている時間ならば、めちゃくちゃ勿体ないですよね。
会社からは給料が出ていない「タダ働き」の時間です。
そんなときは、口に出して「まあいっか!」と言ってみるのがおすすめ。
「人間だし、そんな日もあるよね。まあいっか」
この「まあいっか」というゆるい口癖は、考えすぎてパニックになりそうな脳みそを、一旦落ち着かせてくれる魔法のフレーズになります。
自分と職場の間に「適切な距離」を保って自分を守ろう
毎日長時間過ごす職場だからこそ、人間関係がうまくいかないと「自分の人生すべてがうまくいっていない」ような錯覚に陥ることがあります。
でも、職場はあなたの人生のほんの一部に過ぎません。
・嫌な人には最低限の挨拶と仕事の連絡だけにする
・休日は職場の連絡を一切見ないようにする
・仕事以外のコミュニティや趣味の居場所を作っておく
こうやって、「職場以外の自分の世界」をしっかり持っておくことで、仕事での人間関係のトラブルが小さな出来事に思えてきます。
完璧な人間関係を目指す必要なんてない。
ちょっとくらい雑に受け流しながら、「自分らしく、機嫌よく過ごすこと」を一番の優先順位にして、明日からもゆるく乗り切っていきましょう!