子供の習い事と言えば、水泳、そろばんが定番だった時代から大きく変わり、英会話が人気ランキングの上位になり、時代の変化と感じたこともありました。さらにここ数年ではコロナ禍になり、外出の自粛や習い事の休校により、さらに子供の習い事に変化が見られるようになってきています。
子供の習い事で親が困ること
子供の習い事は、「親がある程度決めるパターン」と「子供が決めるパターン」があります。
親として、子供に身につけてほしいこと、子供の能力を伸ばして可能性を広げたいなど、想いは様々。子供も周囲のお友達がやっていたり、テレビなどで活躍している人たちを見て習い事に興味を持つこともあります。
どちらにしても、限られた時間、金銭面を考えると、1人の子供にいくつも習い事をさせられない･･･というのが現状です。体験後、入会金を払って通い始め、子供が興味を失ってしまった場合、「親として、一度決めたことは子供に継続させることが大事だと教えるべき」、「もう少し頑張ればやれるはず」など、辞め時の判断も難しいところ。
子供の習い事に親が送迎する場合、週にいくつかの習い事をかけもちをしていれば、親が送迎する負担が生じます。さらに兄弟姉妹も通うとなるとスケジュール管理も大変だったという経験はよく聞く話です。
親も子もメリットがある複合型が人気に
最近では、1カ所で様々な習い事ができるという新スタイルのサービスが注目されています。書道や絵画をした後に、そのまま同じ場所で部屋の移動をするだけでダンスを習うことができるんです。
講座を複数の中から組み合わせることができ、振替えもしやすい回数制であったり、道具の貸し出しも。子供が本当にやりたいことかどうかわからないうちに道具を揃える必要がないというのは、親にとっても有り難い制度ですね。
親として金銭面、送迎の負担が減り、子供にとっても講座を選びやすいというのはお互いのメリットになります。
習い事は自宅でオンライン
自宅にいながら習い事ができるオンライン授業も登場しています。大人の話ではなく、子供向けです。オンライン英会話はよく聞く話になりましたが、その他のジャンルでもオンラインでプロの先生に習うことが可能になっています。
しかも、自分が好きなチャンネルを選択でき、リアルタイムの授業を無制限で受けられるという月額定額制のサブスクリプションや、個別指導のスタイルもあり、場所だけでなく、習い方も様々。
英会話だけではなく、専門分野で海外の講師がいたり、逆に海外からも受講生がいたりと、スタイルが多様になってきています。
今の習い事に求めるものは何か？
自宅近くに習い事の環境が揃っていればベストですが、年齢とともに習い事に変化も出てきますし、条件がそろうことはなかなか難しいですね。時代とともに習い事の環境も大きく変わってきました。
親にとっても利便性のあるショッピングモール内にスクール事業が増え、今は複合型・オンラインで受講することができるようになっています。
家庭での方針もありますが、習い事は子供に幅広く体験させてみるのも１つ、専門性を求めるのも１つです。
設備や環境が必要な習い事は、自宅ではできないこともありますが、自宅でオンライン授業が可能であれば時間の都合上、メリットもあります。
立地条件、金銭面、送迎の負担、子供の向き不向きなど、習い事にはいくつか壁がでてくる中で、選択肢が広がっている習い事の仕組みを上手に活用するといいですね。
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