自社のHPに「サイト内検索窓」を設置していますか?ページ数が多いサイトの場合、利用者にとって便利な機能です。
また、「検索窓を設置しているけれども利用率が低い」ということはありませんか?サイト内検索窓を利用した場合、売り上げアップにもつながると言われています。
ただサイトに検索窓を設置しているだけ・・・という状態ならば、ぜひサイト改善の1つとして、検索窓の設置方法を見直してみてください。
サイト内検索窓の役割とは
ECサイトやブログなどに設置されているサイト内検索窓は、ユーザーがキーワードを入力し、求めている情報をサイト内で探すことができる検索エンジンツールです。
ページ数が多いサイトや、商品数が多いサイトなどでは、ユーザーが求めている情報にたどり着くことが難しく、複雑すぎるとサイト離脱につながってしまいます。
メニューやカテゴリーなどから情報にたどり着く場合もありますが、ピンポイントで求めているキーワードを入力することで探す時間を短縮させることができます。
サイト内検索窓の設置に関する工夫
サイト内検索窓の設置には、ちょっとした工夫をすることで、ユーザーは利用しやすくなります。
検索窓内に入力例を示す
検索窓内に、薄いグレーの文字で検索キーワードの例を示しておくと、ユーザーが検索窓に何を入力すればよいのかわかりやすくなります。
例えば、
・何をお探しですか?
・カテゴリーやアイテム、キーワードなどを入力
・例:帽子 黒色
・キーワードを入力
を表示させておきます。
わかりやすいところに設置
モバイル表示の場合、めがねマークやハンバーガーメニューの中にサイト内検索を設置していませんか?
小さく表示させたり、隠している場合は検索窓の利用率が低くなります。検索ボックスの形で表示させておく方が効果的です。
また、ヘッダー下などは周囲の文字や画像で圧迫されて見にくい場合もありますので、デザイン面も考慮して設置場所を考えます。
検索窓以外で気を付けるべきこと
ユーザーがいくつかのキーワードを入力してもキーワードが一致していない場合は、検索情報を表示することができません。求めた情報にたどり着かない場合は、離脱につながってしまいます。
商品詳細や問合せに関する情報は、事前に検索されるキーワードを考えつつ、作成しましょう。
また、検索スピードが遅い場合も離脱につながります。情報量が多いサイト内での検索は負荷がサーバーにかかりますが、表示スピードにも気を付ける必要があります。
今まで利用率が低いと言われているサイト内検索窓ですが、設置の工夫、改善をすることでユーザーにとって便利な機能の1つとなります。コンバージョン率アップにもつながりますので、サイト内検索窓の設置をぜひ見直してみてはいかがでしょうか。