パソコンのデスクトップにアイコンがたくさんちりばめられて表示されている・・・なんていうことはありませんか?
そのアイコンは全部必要なものでしょうか。すぐ使うからちょっと仮置きにしているだけ、使っていないショートカットを残したまま放置、後で整理しようと思っていた・・・という話はよく聞きます。
パッと見えるデスクトップ画面を見るだけで、整理できる人、出来ない人として見られてしまいます。
デスクトップのアイコンが多いとなぜダメなのか
デスクトップ上でも机上のものと同じように出しっぱなし状態であれば、アイコンを見ても何のことかわからない、フォルダだらけで探せないなど、作業効率は下がってしまいます。
ショートカットよりも問題なのが、ファイルをそのまま置いているケースです。メールに添付して送る際、うっかり間違えて他の人の資料を添付してしまい大問題になったという例があります。
見た目が同じアイコンでファイル名が省略されてしまうと間違える可能性は高くなってしまいますね。
見た目としても、様々な種類のカラフルなアイコンが画面にびっしりあれば目が疲れ、集中力が続きません。
また、プレゼンや顧客とのやりとりで自分のパソコンを使用する場合は、操作中にデスクトップを見られてしまうことがあります。ファイル名、フォルダ名から取引会社の名前が外部に知れ渡ってしまうこともあるため、注意が必要です。
背景画像を工夫する
背景をリアルな棚の画像にし、インテリアのようにアイコンを並べたり、付箋やコルクボードの背景にするなど、実物と同じようにする工夫です。視覚的に画面を利用し、一時的なタスク管理の場所にしてしまうことで、「片づけなければ」「このタスクをやってしまわなければ」と意識しやすくなります。
ファイルの保存場所を決めて心がける
置き場所が決まっていないから片付けられないのと同じように、ファイルの保存場所をドキュメントフォルダ、クラウド上、外付けHDDなどに決めて、作成したものはそこへ保存するように心がけましょう。
作業中のファイルだけでもデスクトップで管理したい
「進行中」「連絡待ち」など、自分なりのルールを決めてフォルダで分類する方法です。ファイルを直接デスクトップ上に置くのではなく、フォルダの中に入れておくことでアイコンが増えません。
ただ、フォルダの分類を細かくしてしまうと結局はフォルダ数が増えてしまうので、最小限のフォルダ分けをしましょう。
タスクバーを利用しよう
ショートカットはたどり着くための近道です。使っていないショートカットは捨ててしまいましょう。また、よく使うソフト・アプリはタスクバーに固定するのも1つです。
一般的に多いWindowsを前提としてのお話となりましたが、一度、ファイルの大掃除をきっかけに整理し、デスクトップをすっきりさせてみてはいかがでしょうか。