「日記」と聞くと、「三日坊主だから無理」「面倒」「書く内容がない」という人もいれば、「寝る前に書く習慣がある」「書きたい時に書く」「気持ちを発散している」など、日記に対して様々な想いや意見を聞きます。
人はなぜ日記を書くのでしょうか。
日記を書く効果
日記を書くことによって、さまざまな効果があると言われています。
・脳の活性化
・語彙力、文章力の向上
・感情の整理
・過去の記録
・記憶力の向上
・客観的に自分を見る
・ストレス解消
・新しいアイディアを思いつく
・継続が自信になる
・問題点を考えることができる
・ネガティブなことを消化し、前向き、ポジティブな思考になれる
・自分のやりたいことが見つかる
・自分を振り返る
・過去の失敗を繰り返しにくい
・人に伝えたいことに気がつく
日記の目的には、大きく分けて「記録を残すため」と「感情を整理するため」があります。
長い文章を書く必要はなく、簡単に1日の出来事や感情を思い出すことは、脳の活性化になります。また、その日に何が起きたのか、落ち着いて振り返ってみることで、客観的に物事を見たり、考え直したり、次へのステップへとつながります。
ビジネスにおいてのメモと同じように、書くことで記憶の整理ができ、客観的に分析することにもなります。
自分の感情を客観的に捉える
感情面を日記に吐き出すことで自分の気持ちと向き合い、反省点、悩み、困っていることなど、心の中を整理することができるため、人に相談するべきか、自分の中で解決するか、次への行動へとつなげることができます。
文字で気持ちを表現し、冷静に自分の想いを見つめると、新しい思考回路の余裕がでてくるため、モヤモヤしていた負の連鎖を断ち切ることもあります。
この習慣が仕事の効率アップにつながることで、ポジティブな思考回路になっていきます。
日記のテーマを変えることで視点が変わる
日記の種類には様々あります。一日の出来事だけでなく、自分の趣味を中心にしたもの、自分が目標を持って取り組んでいることの達成度、ひたすら愚痴を書くもの、楽しかったこと、心に響いたことなど、テーマは何でもありです。
よくあるテーマとしていくつか挙げてみます。
一行日記、三行日記、五行日記
出来事日記
恋愛日記
感謝日記
心に響いた言葉日記
成長日記
育児日記
健康日記
お出かけ日記
推し日記
グルメ日記
ペット日記
5年日記、10年日記
勉強日記
ダイエット日記
英語日記
これならやれそう!というものはありましたか?
英語力アップのためにも、あえて英語で書いてみるという勉強を兼ねた日記もあります。過去の自分と今の自分を比べると、英語力の上達具合が一目瞭然になるかもしれませんね。
日記のツールもさまざま
日記帳をわざわざ買わなくても、手帳にちょっと書き込んだり、メモ帳から始めてみるとハードルが下がります。日記を書くためのツールとして、スマホで無料アプリもあるので、電車の移動時間、隙間時間にも書くことができ、とても便利です。
日記を書くことに気合を入れ過ぎてしまうと義務感が生じ、負担になってしまいます。書きたいと思った時、書く量にこだわらず、自分のペースで続けることで自分のルーティーンの一部になります。
寝る前に日記を書くことで、心がリセットされ、次の日を前向きに気持ちよく過ごすことができるという経験談もあります。
ふと、日記を書いてみようかなと思った時、ぜひお試しください。自分に合ったスタイルで気軽に始めてみましょう!