プレゼンと聞くだけで、ドキドキしたり、胃が痛くなったり、ものすごく苦手意識があるという人はかなり多くいます。
人前で話すなんて無理、頭が真っ白になってしまう、声がでないなど、想像しただけで恐怖になってしまう場合があるかもしれません。
しかし、仕事環境の中でプレゼンをしなければいけない状況になってしまった場合は、どうしたらよいでしょうか。
プレゼンが苦手な人にとって何か対策はあるのでしょうか。
プレゼンが苦手な理由の1つは勉強不足、練習不足
プレゼンが苦手という人はプレゼンについての勉強不足、経験不足があります。プレゼンは、資料の構成、スピーチ原稿の流れ、時間配分、話し方・・・様々な要素から成り立っています。
スピーチだけをいくら練習したからといって、プレゼンが上手くなるわけではありません。
突然の質問や指摘があった場合、内容を理解してないために上手に答えられなかったという経験をした場合、その恐怖心からプレゼンが苦手となる人もいます。
先輩のプレゼンを見て、何となく急いで作った資料や原稿で取り繕ったプレゼンでは上手くいかず、上司から怒られ、負のループに・・・。
そもそも、プレゼンは何のためにするのか?を考えると、短時間で準備できるものではないとわかります。
プレゼンの意味、資料の作り方やスピーチの流れ、話し方のコツ、質疑応答の対応を勉強しつつ、繰り返し練習する準備が必要です。
気を付けるべきポイント
プレゼンについて勉強すると、たった数分間のプレゼンの中に様々なポイントがあることに気がつきます。
プレゼンが得意な人は、下準備をしっかり行い、さらにスピーチ本番でも気配りをした対応ができます。
① 話し方、スピード
② 資料のまとめかた、構成、枚数、時間配分、スピード
③ 手元の資料をなるべく見ないで相手を見る
④ 文章の構成 先に結論を言う、脱線しすぎない
プレゼンは、自分が話したいことを一方的にスピーチするのではなく、聴いている相手にわかりやすく伝えるものです。社外でのプレゼントなると、さらに自社の製品の魅力をアピールしなくてはなりません。
誰でも最初は初心者
人前での発表は経験値が必要です。イメージトレーニングをしながら、時間をはかって、声に出してたくさん練習することで、自信がつきます。
大会で「緊張せずに楽しみたい。」というコメントをするスポーツ選手がいます。
なぜ、緊張する場面で楽しみたいという発言ができるのでしょうか。
理由は「人に負けないくらい練習をたくさんしたから。」というように、たくさんの練習が自信につながっているのです。
後は、経験を積みながら技術力をアップしていきましょう。緊張すると、話すスピードがアップしてしまうので、意識をしてみたり、間をおいたり、スライドの流れを急がないようにするなど、本番での間合いも大切です。
他の人のプレゼンを参考にして自分に取り入れる
プレゼンは、最初から人の真似をしても形だけしか見えません。しっかり勉強し、実際に1つ1つの要素に意識しながら練習をすることから始めてみてください。
そして他の人のプレゼンを参考にしながら、自分のプレゼンに取り入れたり、改善しながら、経験値をアップさせていきましょう。
いつかスポーツ選手のように、プレゼンが楽しくなる日がくるかもしれません。