Webサイトでは、知りたい情報のキーワードを1つ検索しただけで、次々とページをたどることで、インターネットの世界で回遊することができます。
ネットサーフィンと言われるように、次から次へとページを渡り歩いて時間があっという間に過ぎているということもありませんか。
実際、もともと調べたかったキーワードからどんどん離れたページへ行ってしまう理由・・・
それは「バナーや動画、広告、サムネイル」が視界に入ってくるため、読まなくても見ているだけで気軽に興味あるページへ移動し続けることができるからです。
ホームページは、じっくり「読む」より「見る」という使われ方になってきています。
ということは、ユーザー側ではなくホームページを制作する立場で考えると、
「自社のサイトをどう工夫するべきか?」
今の自社サイトから見えてくることがあるかもしれません。
例えば、取扱い説明は文章で読むよりも動画の方がわかりやすいですよね。この時点で、「文章を読む」よりも「見る」というところが求められています。
文字数が多ければよいホームページというわけではない
「何かを知りたい」「調べたい目的がある」という場合は、情報量の違いがポイントとなります。ここで、情報量を多くするために、説明を長文で丁寧に書いてあるとしたらどうでしょうか。多くのページやカテゴリー、文字数が多ければ充実したホームページと思いがちです。
「ホームページは全体で3割ほどしか読まれていない」という話があります。
長文ばかりでは、ユーザーは読む気を失せて離脱してしまうかもしれません。ユーザーファーストとは言えないですね。
せめて、図や画像を載せる、項目を分けるなど見やすさの工夫が必要です。
ホームページやブログでは、文章を読む前にタイトルで判断すると言われています。構成の段階で考えるべきポイントなので意識しましょう。
多くの情報量をわかりやすく伝えるためには
多くの情報量をわかりやすく伝えるものと言えば動画です。
動画は、短い時間の中で多くの情報を伝えることができ、ホームページの中に取り入れることも多くなりました。
広告だけでなく、オリジナルチャンネル、取扱い説明、商品紹介、道案内など、積極的に取り入れるようになっています。
動画上の文字と言っても、テロップは短文だったり、インパクトがある色や字体などで「読む」より「見る」という感覚に近いかもしれません。
接続の環境、運営にも考慮を
サーバー環境が悪い場合はページの表示速度が遅くなってしまい、離脱につながることもあります。
常に自社サイトをチェックしているでしょうか。
ホームページを運営するは、ホームページを作り込むだけでなく、自社のホームページの運用も併せて見直しをしましょう。
より良い方でバランスよく使い分け
なんでもかんでもホーページに画像や動画を貼ってもマイナスになります。動画にもデメリットがあるからです。
文章で説明した方がよいのか、画像を使用した方が早く伝わるのか、動画を使用した方がわかりやすいのか・・・
常にユーザーファーストを考えて、バランスよく取り入れてみてください。
弊社では、ホームページの作成、運用、保守など幅広く対応しております。また、動画制作を行い、ホームページ内に取り入れることも可能ですので、お気軽にご相談ください。