華やかに活躍している人たちは「失敗」とどう関わってきているのでしょうか。どんな成功者でも失敗をしない人なんていないということはわかっているけれど・・・成功したことばかりが表立ち、失敗について知らないことも多いですよね。
成功者は失敗に対してどうやって前向きに進んで来たのでしょうか。
本当に失敗して終わりなのか?
失敗が怖くて、不安で先に進めない人は多くいます。誰でも失敗に向かって進みたいわけではありません。
しかし、良いと思ってやってみたことでの失敗は結果論。最善を尽くしたことで生じた失敗をどう捉えるかが大きな分かれ道になります。
そこでやめてしまえば失敗として終了です。本当に失敗で終わらせてしまってよい案件なのでしょうか?
反省点を見つけ、改善していき、方向性を変えることで成功への道が大きく開くことが多くあります。それに気がつかず、諦めてしまったり、放棄してしまい、もったいないことになっていませんか?
成功者でも失敗し続けている
成功者の華やかな部分ばかりスポットライトを浴びて輝いているように見えますが、実際、やることすべてが成功しているわけではありません。ボツ企画もあれば、やってみたけれどユーザーの反応がイマイチだったり、利益につながらなかったり・・・しかも、その割合は圧倒的に失敗の方が多いということ。
10回のチャレンジをしても成功するのは1~2割あるかないかと言われています。となると、成功を増やすためにはチャレンジの回数を増やさなければ、成功もしないというわけです。
成功者の失敗に対する捉え方とは
世界中の偉人でも失敗があったからこそ新しいアイディアがうまれたという話は知っていると思います。失敗に対する捉え方は、成功者の中でも様々なようです。
例えば、
◆ビルゲイツ
「成功を祝うのはいいが、もっと大切なのは失敗から学ぶことだ」
◆トーマス・エジソン
「「人間の最大の弱点は、諦めてしまうこと」」
◆スティーブン・スピルバーグ
「すべてのよいアイデアは悪いアイデアから始まる」
など、失敗に対しての捉え方が前向きです。
諦めたらそれで終わり。うまくいかなければほかの方法を見つける。人生の終わりを考えたらプライドも不安もない。失敗を素直に認める。何度も繰り返し失敗をしたから成功した。何もしないことこそ失敗。
名言はたくさんあります。そこには時間をかけた多くの失敗があったからこそ説得力がありますよね。
様々な失敗を想定したうえで計画された案件でも、失敗してしまうことはあります。そこで肝心なことは、そこからの捉え方と行動力。落ち込んだとしても、周囲の助けを借りつつ、失敗を前向きにとらえてみることで、成功へとつなげることができるかもしれません。