学生時代に自分の進路について考える時期はありますが、実際、社会に出てみると「現実は違った」など、理想と現実が違うということがよくわかります。
思い描いていたことは1つのゴールであり、学生時代はその途中過程を知らないことも多かったという経験はあるのではないでしょうか。
しかし、社会人を続ける中で日々の生活に追われ、「自分がやりたいことはこれではない」と葛藤しながら、も抜け出す勇気もなく、さらに「やりたいことが見つからない」ために次へのステップへも進めない状態…もやもやした人生を過ごしていませんか?
エネルギーの使い方が間違っていることも
自分がやりたいことを楽しんでやりながら成長している、しかもそれでお金を稼ぎ、交流も幅広く、キラキラしている人…まさに人生を満喫している人に憧れます。でも、現実を見ると周囲にそう多くいるわけでなく、なんだかいつも「やりたことって何だろう」ともやもやしている人の方が多い気がします。
やりたいことが見つかれば、このエネルギーがパワーになるのに…と思っていても、そのやりたいことが見つからない…負のループですね。
しかも、やりたいことを見つけるために必死になってしまい、エネルギーの使いどころがわからなくなって何年も経過していたということも。
「やりたいこと探し」のためにエネルギーを使っていませんか?
憧れる表面しか見えていない?
例えば地元のおいしいものを多くの人に知ってもらいたい、人とのおしゃべりも好きだから居酒屋を経営してみたいという「やりたいこと」を見つけたとします。
夢を描いて、自分がやりたいことはこれだ!と目標を持つことは大事なことです。そこで動き始める中で、1つの店舗をオープンするまでに多くの準備が必要なこと、資金調達、人を雇う、材料の仕入れやメニュー、食器1つ1つまで決めることが多く現実に直面します。
次第に、思考が稼ぐことができるかどうかも不明だし、想像しただけでやっぱり無理だと諦める、そしてまた負のループへ逆戻り。一度エネルギーが燃え上がったとしても、現実を考えると動けない・・・というもやもやがまた始まるわけです。
経営のノウハウもなく、料理人でもなく、ただ楽しそう・・・というあいまいなことに対して動くことはエネルギーの無駄です。
まずは落ち着いて自己分析をしてみよう
やるべきことを見つけたとしても、現実はやることが多すぎて、頭が混乱状態になっていませんか。
「~べき」という考えがある以上、ずっと負担がつきまといます。「~してみよう」という軽い気持ちを持つことで、多くのチャレンジをすることができます。
居酒屋の例でも、店舗をもつためには必要なことだからといって「あれこれやるべきこと」を前提にしてしまうと、結局負のループに逆戻りしてしまいます。
まずは、自分が
・何が得意
・どんな性格
・苦手なこと
・今までの経験
・気になっていること
など、自己分析をすることで、できることは伸ばし、できないことは勉強するか人脈を広げるかなど、整理しながら切り分けることができます。