1日は24時間あり、誰にも平等に与えられているものです。忙しくてあっという間に時間が過ぎてしまったり、予想外のトラブルがあったり、今日は何もしていなかった・・・など、充実している日もあれば後悔する日もありますよね。その限られた時間を使うのは自分自身であり、体調や感情などにも左右され、管理が難しいものです。
やるべきことはわかっていても、つい感情を優先してしまい、キャパオーバーになってしまいませんか。仕事やプライベートのバランスを上手にとるためには、感情に優先されない判断力がカギとなります。
ちょっと待った!今やりたいことを優先して大丈夫?
今興味あることを優先したい気持ちは誰にでもあります。
「無性に部屋の模様替えがしたい!気持ちがすっきりしたら、勉強や仕事がはかどるかも!」
「先にゲームをしたりテレビを見てリフレッシュしてからやろう!」
これで失敗したことはありませんか?
やるべきことよりも、やりたいことをしたい!という感情が出た時、そこで一度立ち止まり、どの道を選ぶか、判断する力が分かれ道となります。
やらなければいけないことから目を背けず、一歩先を考えてみる冷静さが試されます。
人の管理よりも自分の管理が難しい
日常生活はすべて自己管理で成り立っています。子どもであれば、親に助言をしてもらうことができますが、大人はすべて自分自身。仕事・感情・健康・時間・お金の管理はすべて自己管理をしなければなりません。
感情を我慢してしまうとストレスが溜まり、心が壊れてしまいます。しかし、だからと言ってやりたいことを何でもかんでも先にしてしまうと、自分に甘く、やるべきことがおろそかになってしまいます。人に対しては何とでも言えることでも、いざ自分のこととなるとバランスが難しいものですね。
理性で判断する力をつける
感情に流されそうになってしまった時、一度、理性で判断するように心がけてみてください。時間は無限にありません。
やるべきことについて目を背けず、具体的に「いつまでに終わらせる?」「何をするべき?」と明確にし、オン・オフの時間をはっきりさせることが失敗を減らします。
・自分が使える時間
・仕事の量
・フリータイムの時間
自分のキャパシティを知ることで、割り当てる時間の判断がしやすくなります。このセルフマネジメントができないとどうなるでしょうか。感情に流され、やるべきことをやらず、フリータイムも心から満足することができないという負の連鎖が生じ、全部が中途半端となり、いつまでも重い荷物を抱えたままの状態に。
頭でわかっていても、いざその場になると心が揺らぎます。日常生活の中で、時間に追われ、誘惑が多い中での葛藤はストレスでもありますが、ストレスをすっきり解消させるためにも、やるべきことをやる時は集中し、オン・オフをはっきりさせるように理性で判断してみてください。