コンサルタント、デザイナー、司会者、講師などの個人が活躍する仕事では1人1人の力が大きく影響します。企業のブランディングと同じように、自分で特徴やスキルを活かし、セルフプロデュースすることによって自分をブランド化することが可能です。
個人で活躍しておらず、組織に所属する場合はどうでしょうか。大きな組織に所属しているからといって、個人がただの一員にすぎないというわけではありません。その人その人が持っているものを発揮できる場があり、小さな個人でも会社の売り上げ、信頼につながることは大いにあります。営業の人たちは特に売り上げがその力が試されますよね。
個人のブランド力をアップさせるためにできることとは何でしょうか。
自己分析を行う
自分の強みや特技、興味関心は何か、自分自身を客観的に見つめなおして自己分析をしてみることで得意分野を成長させたり、苦手分野のフォローをするなど自分自身の成長へとつながります。自分で考えつかなければ、周囲の人に聞いて参考にしてみるとよいかもしれません。
目標を設定する
自分が目指すものを決めると軸がぶれずに進みやすくなります。どのような分野で差別化を図りたいのか、目標としている人は誰か、どのような価値を提供したいのかなど目標を決めることは大切です。いつか壁に当たった時、迷いが生じたときに原点に立ち返ることができます。
自分を宣伝する
ウェブサイトやSNSを活用し、オンラインで自分の活動を積極的にアピールすることで認知度が高まります。どのような知識を持っているのか、どのような人なのか、どのような考えなのか、どんな活動をしているのかなど、透明性を示すことで信頼度が高くなります。時間がかかる作業ですが、自分の強みを発信しコツコツと丁寧に作っていくことによって徐々に広めていくことができます。
行動力で人脈を広げる
認知度を高めるためには、多くの人と関わる機会を持つことがとても有効です。行動力が必須ですね。イベントやセミナーへ参加するなど、交流の機会を持ち人脈を広げていくことで、自分を知ってもらうきっかけになっていきます。どこにどんなチャンスが待っているかわかりません。種まきをできるだけ多くしておきましょう。
勉強をし続ける
人の役に立つためには、常に自分が勉強をし続けなくてはなりません。最新の情報を収集し、アドバイスを提供できるようにアンテナを張っておくこと、専門分野の勉強は欠かせません。情報量が多く、周囲も知識が豊富です。話についていけるように、対等に会話ができるように常にリサーチ癖をつけて情報収集してください。
個人のブランド力を高めるためには、時間も努力も必要ですが、真剣に取り組むことで認知度と信頼度を高めることができます。個人のブランド力がアップしていけば、キャリアアップにもつながります。人生100年時代と言われていますが、自分磨きはいつまでも大事なことかもしれません。