会社の顔とも言えるホームページ。あなたのサイトの健康状態はいかがでしょうか?
「特に困ったことはない」「お客様の反応もあるし、問題ない」と感じていても、見えない部分に問題が潜んでいるかもしれません。
例えば、ページの読み込み速度が遅いことに気が付かず、ユーザーがストレスを感じて離脱していた・・・、またリンク切れを把握しておらず、メンテナンス不足だと信頼を失った・・・というような問題だけでなく、セキュリティ面の脆弱性があればサイト改ざんや個人情報漏洩のリスクも発生します。
これらの問題は日々の業務に追われて後回しにされがちですが、定期的な健康診断を行うことで早期発見・対応が可能です。
よくある!潜んでいる問題例
潜んでいる問題例の原因と影響はどのようなものがあるでしょうか。
◆表示速度の低下
画像や動画のサイズが大きい、サーバーの処理が遅い場合は、ページの切り替えがスムーズにいかないことも
◆モバイルファーストになっていない
スマホやタブレットで画面が切れている、操作がしにくいことも
◆セキュリティの脆弱性
古いプラグイン、脆弱なパスワード管理、ウィルス対策の未設定など
◆リンク切れ・古いコンテンツ
リンク先が削除済みの404エラーページになっている、情報が古い
◆アクセシビリティの不足
視覚障害者向けのテキスト読み上げ対応がない、コントラスト不足、キーボード操作ができないなど、すべてのユーザーが快適に利用できるように考慮されているか
◆SEOの設定ミスや不足
メタタグの未設定、重複コンテンツ
◆分析ツールの設定不備
Google Analyticsなどの設定が正確でない、必要なデータが取得できていない
細かく挙げると原因はまだまだあります。これらの問題点から生じる影響は、ユーザーの離脱率増加、SEO評価の低下、情報漏洩やサイト改ざんのリスク、信頼性の低下、正確なアクセス解析ができないなど、サイトの品質を全体的に下げていきます。
ウェブサイトの保守・運用もおろそかにできませんね。
健康診断の頻度とメリット
日々の業務で特にトラブルがなければ見逃しがちかもしれません。トラブルの内容によっては、ビジネス相手の信頼を損なう事態に陥ってしまうこともあるため、、定期的な診断はおすすめです。
定期的・・・といっても、サイトの規模や使い方、内容にもよるのですが、簡易チェックであれば月に1回、パフォーマンスやSEOの状況であれば3か月に1回、セキュリティ診断であれば半年に1回、サイト全体の品質や再構築などの総合的なものであれば年に1回など、正解はありませんので段階をわけて様子をみるのも1つです。
ウェブサイトの品質向上だけでなく、検索エンジンでの評価も得られれば、結果としてビジネスの信頼性や収益にもつながっていきます。
ウェブサイトも生き物と同じだとよく言われています。新しい試みを取り入れることも大切ですが、人と同じでウェブサイトも「健康」が大切です。
定期的な診断でメンテナンスをし、ユーザーにとっても会社にとっても健康的なサイトを目指しましょう。