人間が最も美しいと感じる比率を「黄金比」と言います。普段はあまり気にしていないかもしれませんが、身の回りには黄金比となっているものが意外と多くあるんです。Webサイトやロゴ作成にはデザインが重要ですよね。ぜひ黄金比を取り入れたデザインを作ってみませんか?
黄金比って何だろう?
簡単に言うと、
です。
古代ギリシャの数学者ピタゴラスが発見し、黄金比は神聖なものであると考えていました。正五角形の1辺の長さと対角線の長さの比は1:1.618である黄金比をなしています。正五角形から作られる星形が美しいのも黄金比でできているからなのです。自然界の中にもヒトデ、キキョウの花など正五角形ですね。
黄金比が使われているもの
1.美術・芸術
色々と説はあるようですが、黄金比が使われていると言われています。
・パルテノン神殿
・ピラミッド
・凱旋門
・モナリザの顔
2.わたしたちがよく目にするもの
・名刺
・クレジットカード
・タバコの箱
3.有名なロゴ
・ツイッターの青い鳥
・ペプシ
・アップルのリンゴ
企業のロゴは、黄金比の長方形ではなく、黄金比を用いられて作られる黄金螺旋も使われています。黄金螺旋の大きさを変えていくつも組み合わせることによってデザインされています。オウムガイの殻も黄金螺旋と言われていますが、円の一部分をつなげたり、重ねることによって美しいデザインとなります。
Webサイトのデザインで使われる黄金比は?
では、実際にWebサイトのデザインで黄金比を使うと美しく見えるところはどこでしょうか?
数学的に計算をしながらデザインをすると、全体のレイアウト、画像の配置、ボタンの大きさやフォントのバランス、2カラムにした時のメインカラムとメニューカラムのサイズ・・・様々な所に使用することができます。
画像の配置は、黄金螺旋を使うとビシッと決まります。1ページの中に大きい画像、小さい画像の配置バランスの参考にすることができるので、配置に困ったら、黄金螺旋を思い出してください。
見た目の美しさは、計算して作られている部分もあるんですね。
日本で親しみのある白銀比にも注目!
実は黄金比だけでなく、多くの比率の中で”最も安定し美しい”とされる比率「白銀比」という言葉もあります。日本ではこちらの方が昔から馴染みがあり、様々なところで使われています。
A判、B判などの用紙サイズ、風呂敷、法隆寺、キティちゃんの顔、ドラえもん、トトロなど日本でなじみが深いものが多く、キャラクターが白銀比の中におさまるというのは驚きです。
美しい物の中には黄金比あり?
実際にアイキャッチ画像も黄金比や白銀比に近い比率で作成している方も多いかと思います。このようにサイト全体の見た目の美しさや統一感をだすために、少し数学的にデザインを考えてみてはいかがでしょうか。美しい物にはわけがある!
弊社ではWeb制作やロゴ制作を行っておりますので、デザインのご相談など、お気軽にお問合せ下さい。