仕事でも学校でも、日常のちょっとした場面でも、「これ、どうすればいいんだろう」と立ち止まる瞬間があります。
初めて聞く言葉が出てきたり、経験のないことを任されたりすると、誰だって戸惑います。
そんなとき、素直に「わかりません」と言える人もいれば、「聞いたら恥ずかしいかも」と分かったふりをしてしまう人もいます。
でも実は、「わからない」と言える人ほど成長が速いと言われています。
わからないことがあるのは当たり前
どれだけ経験を積んだ人でも、知らないことに出会う瞬間は必ずあります。
新しい技術やサービスが次々と生まれる今、すべてを知っている人なんていません。
学生でも社会人でも、初めてのことに出会う機会はずっと続いていくものです。
だから、「わからない」こと自体を恥ずかしがる必要はなく、大切なのは、わからないまま進めないこと。
プライドや性格など、自分にしみついた部分がある場合は、この壁を少しずつ崩してみると、少し楽に前へ進めるかもしれません。
分かったふりは成長のチャンスを遠ざける
「知らないと思われたくない」
「できない人だと思われたくない」
そんな気持ちから、つい分かったふりをしてしまいがちですが、理解があいまいなまま進むと、結局、自分に跳ね返ってきてしまうんですよね。
仕事ならミスにつながる。
勉強なら次の内容が理解できなくなる。
人間関係なら誤解が生まれる。
せっかく疑問を持ったのに、そのままにしてしまうのはもったいないことです。
質問できる人は学ぶスピードが速い
成長が早い人には共通点があります。
それは、わからないことをそのままにしないこと。
まずは自分で調べる。
考えてみる。
それでも難しければ、人に聞く。
この積み重ねが、知識や経験を少しずつ増やしていきます。
質問すると「頼りすぎでは?」「自分で解決できることなのでは?」と考えがよぎるかもしれません。
何でもかんでも質問すればよいというわけではありませんが、「知りたい」「できるようになりたい」という前向きな姿勢は、「それなら教えてあげよう」と好意的に思ってもらえることもあります。
「わからない」にも工夫が必要
ただし、同じことを何度も聞いてしまうと、「前にも説明したよね」と思われてしまうのも当然ありえます。
また、教えてもらったのに理解できなかったり、後で忘れてしまったりすることもあるかもしれません。
そんなときは、「わかりません」で終わらせないことが大切です。
メモを取る。
自分の言葉で言い換えてみる。
「こういう理解で合っていますか?」と確認する。
一度で理解できなくても構いませんが、大切なのは、「教えてもらったことを自分のものにしよう」とする姿勢、行動だと思います。
分からないことをそのままにする人と、理解できるまで工夫する人とでは、時間がたつほど大きな差が生まれていきます。
質問することだけが成長につながるわけではなく、その前後の行動も大切だということです。
「わからない」と言える人は信頼される
意外かもしれませんが、「わかりません」と正直に言える人は、周りから信頼されることがあります。
自分の理解度を正しく把握しようとする、必要な確認を怠らないという行動は安心感がありませんか。
逆に、分かったふりをして間違った方向に進んでしまうほうが、周りに迷惑をかけてしまうこともあります。
「ここがわかりません」
「この部分をもう一度確認したいです」
こうした言葉は、弱さではなく責任感のある行動なのではと感じます。
成長する人は「完璧」を目指しすぎない
今活躍している人たちも、最初から何でもできたわけではなく、たくさんの「わからない」を経験し、そのたびに学んできたからこそ、今があります。
成長する人に共通しているのは、
・知らないことを認める素直さ
・新しいことを吸収しようとする姿勢
この二つ。
知識の量よりも、学び続ける姿勢こそが、大きな差を生むのかもしれません。
知らないことを認める勇気
「わからない」と言うことのハードルが少し下がったでしょうか。
むしろ、成長するために欠かせない大切な一歩です。
ただし、「わからない」と言うだけで終わらないでくださいね。
教えてもらったことをメモする。
自分なりに考え直してみる。
理解できるまで工夫してみる。
そうした積み重ねが、知識や経験を増やし、周りからの信頼にもつながっていきます。